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高野やすのりののりのりFX

2001年9月11日

今日は9月11日です。今から17年前の2001年9月11日、ロンドン番でイギリスの銀行の東京支店のディーリング・ルームに一人でいた時にその事件は起きました。完成当時世界一の高さを誇ったNYワールド・トレード・センターのツイン・タワーに飛行機が突っ込んだ、と言うのです。テレビでニュースを見ていると、もうもうと煙の上がっている超高層ビルに、スローモーションのようにもう一機の大型旅客機が吸い込まれていきました。

まるで特撮映画を見ているような画面で、あまり現実感がなかった事を覚えています。

同僚のアメリカ人は真っ青な顔をして固まっていました。

銀行の顧客からは何が起きているのか、為替相場はどうなっているのか、という電話がかかってきますが、こちらもテレビで見る以上の情報はほとんどない中、為替市場はほとんど取引できない状態になっていました。

その後ドルは120円台付近から約10日で116円付近まで下落しましたが「愛国のドル買い」が出たとされて、パニック的な動きにはなりませんでした。

為替市場の仕事に30年以上携わっていますが、あんなに恐ろしい事件と、不気味に静かなマーケットはあの時だけです。事態が分かった時には、誰もがドル売り、と考えましたが、ポジションを手仕舞う動きはありましたが、この事件に絡んで利益をあげたい、とは誰もが考えなかったようです。債券関係の人が多かったと思いますが、金融市場関係者が非常に多く犠牲になったせいもあると思います。

そんな人間臭さの残る為替市場はもうないのかもしれませんが、毎年この日にはその日の事を思い出してしまいます。


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高野やすのり(たかの たすのり)

高野やすのり(たかの たすのり)

慶應義塾大学商学部卒。チェース・マンハッタン銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)、スイス・ユニオン銀行(現UBS銀行)、ファースト・シカゴ銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)などでインターバンクディーラー業務に従事。
20年以上に亘り、外国為替市場の第一線で活躍。 2004年より為替市場の中の様々な立場で長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。
2009年2月からFXプライム株式会社勤務。現在、ラジオNIKKEI「夜のトレード酒場」、東京MXTV「マーケットワイド第2部」などに出演中。

現 FXプライム株式会社・チーフストラテジスト
NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
「みんなの外為」オフィシャル会員

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