FX外国為替情報のKlug(クルーク)
為替、海外投資でハイリターンを得るためのニュース、レポート、コラムを掲載

今週のまとめ1日1日から1月5日の週

配信日時
2018年1月6日(土)08:00:00
掲載日時
2018年1月6日(土)08:10:00

 1日からの週は、株高とともに円売り圧力が優勢。年明けの海外市場では、昨年クリスマス以降のドル売り圧力が残った。ドル円は112円台前半へと一時下落した。ユーロドルやポンドドル、豪ドル/ドルなどが全般的に堅調な足取りを示した。クロス円はドル円の下落もあって方向性がはっきりしなかった。しかし、週央からは世界的に株式市場が堅調に推移。米ダウ平均や英FT指数などが最高値を更新。日経平均は正月明けの2日間で千円近い大幅高でスタートした。為替市場も次第に円売り相場へと変容している。ユーロ円136円台、ポンド円153円台に乗せる動きとともに、ドル円も一時113円台をつけた。NY原油先物は週前半に62ドル台をつけたあと61ドル台で高止まり。商品市況も堅調だった。来週にかけてリスク選好相場が継続する期待も。


(1日)
 世界各国の市場が元旦、ニューイヤーデーのため休場。

(2日)
 東京市場は、正月休暇のため休場。
 
 ロンドン市場は、ドル安の動き。ドル円はアジア時間の112円台後半からロンドン朝方には112.50割れ。その後も売りが継続し112.12レベルまで下押しされた。ユーロドルは1.20台前半からジリ高となり、一時1.2081レベルまで高値を伸ばした。昨年末からのドル安の流れが継続。そのなかで、豪ドルは上昇一服。欧州株安やNY原油先物の上昇一服などが背景。

 NY市場は、ドル安が継続。ドル円は一時112円台前半での取引。ユーロドルはNY時間に入って伸び悩んだものの、1.20台後半と買い優勢。ポンドドルは1.36ちょうど付近まで上昇。英FT紙が、英政府がEU離脱後にTPP参加を非公式に検討と報じた。ただ、全般的には材料不足。あすの米FOMC議事録と金曜日の米雇用統計待ちに。

(3日)
 東京市場は、正月休暇のため休場。

 ロンドン市場では、ユーロが反落している。ユーロドルはロンドン早朝に1.2060近辺まで上昇したが、ロンドン中盤には1.2011レベルまで下押しされた。欧州株は反発しているものの、ユーロ円も135円割れから134.81レベルまで下落。米独10年債利回り格差の縮小がクリスマス明け以降のユーロドル上昇の背景となった面があるが、この日は拡大した。ドル円は112円台前半での揉み合い。豪ドルは堅調。対ユーロでの買い戻しに加えて、欧州株高などリスク選好ムードも。

 NY市場は、ドル買いが優勢。12月のISM製造業景気指数は予想を上回る内容で新規受注と生産は上昇が加速、前回重石となっていた入荷遅延や在庫も上昇した。FOMC議事録は「多くはインフレは緩やかに2%に向かうと予想。イールドカーブのフラット化は異例ではないと意見で一致。労働市場のひっ迫がインフレを押し上げる」などと、インフレ鈍化は特殊要因とのこれまでの見解を踏襲する内容。ドル円は112.60近辺まで上昇。ユーロドルは1.20ちょうど付近まで下落。

(4日)
 東京市場は、ドル円が底堅く推移。正月明けの東京株式市場では買いが殺到し、日経平均は引けにかけて一時700円高となった。ドル円は朝方の112.50付近から一時112.78レベルまで上昇。その後は112円台後半でもみ合った。日経平均の大幅高を横目にやや値動きは渋かった。クロス円も午前に上昇したあと、午後には揉み合いに落ち着いた。

 ロンドン市場では、欧州通貨主導でドルが売られた。ユーロドルは1.20台前半から1.2074近辺へ、ポンドドルは1.35台前半から1.3560近辺まで上昇。クロス円も上昇し、ユーロ円は136円に迫った。昨日のドイツ連立協議後の声明で楽観的な見方が示されており、ユーロ相場の下支えとなった面があったようだ。ユーロ圏非製造業PMI確報値は小幅に上方修正された。英国の非製造業PMIも上昇し、ポンド円は152円台後半へと買われた。欧州株は堅調でリスク選好ムードも。そのなかでドル円は112円台後半でADP雇用統計待ちに。

 NY市場では、引き続きドル売りが優勢。米ADP雇用者数の伸びは25万人と予想を上回ったが、ドル買いの反応は一時的。ドル円は112.85レベルまで上昇もその後は112円台後半での揉み合いに。株式市場ではダウ平均が最高値を更新、米国債利回りも上昇したが、ドル買いは盛り上がらず。ユーロドルは一時1.2090近辺まで買われた。ユーロ円は2015年10月以来の136円台に上昇、ポンド円も152円台後半と、クロス円主導での円売りに。
 
(5日)
 東京市場では、ドル円が113円台に上昇。前日の大幅高のあとで日経平均が神経質な上下動をなるなかで、午前のドル円相場は112.70-80レベルでの揉み合い。午後にはいると日経平均が再び騰勢を強め、ドル円も113円付近へと水準を上げた。ユーロ円は136円台で一時136.40近辺に
上昇とクロス円は軒並み買われた。ユーロドルは1.20台後半での小動き。豪ドルは貿易収支の予想外の赤字転落に売り圧力が広がった。

 ロンドン市場は、円売りが先行。日経平均が年明け大幅高相場となった後を受けてリスク選好ムードが広がった。ドル円は113円台乗せから113.24レベルに高値を伸ばした。クロス円も買いで始動。欧州株も続伸でスタート。ただ、その後は次第にドル買いに相場の主軸が移動、ポンドドルが1.35台後半から前半へ、ユーロドルが1.20台後半から半ばへと反落。英独債と米国債の利回り格差が拡大しており、欧州通貨売り・ドル買いに作用している。ユーロ圏CPI速報は伸びがやや鈍化したが目立った反応はみられず。

NY市場はドルの買い戻しが優勢となった。米雇用統計、ISM非製造業景気指数といった重要指標が発表されたが、いずれも予想を下回る弱い内容となった。ただ、ドル売りの反応は発表直後だけで直ぐにドル買いに転じている。ドル円は米雇用統計発表直後こそ113円ちょうど近辺まで下落したものの、113円台は維持された。

過去記事カレンダー

2018年1月           
2017年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2016年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2015年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2014年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2013年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2012年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2011年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2010年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2009年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2008年 2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

メールマガジン

山岡和雅が毎日発行!
外国為替ディーラーの心の中

毎日の為替相場を、市場参加者の目を通して判り易く解説。為替ディーラーの本音は?【まぐまぐ殿堂入り】

バックナンバー

朝刊 ニューヨーク為替市場レポート
米国市場の動きを、朝一番に配信!! FX、外国為替、米国株、米国金利など、テレビやWEBサイトでは得られないニューヨーク金融市場情報のほか、アナリストの独自解説も配信します。

バックナンバー

powered byまぐまぐトップページへ