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【ロンドン市場】ドル円112円台後半へ、円売りとドル買いが交互に

 12日のロンドン市場は、ドル円が112円台後半へと上昇。序盤は円売りが優勢。クロス円の上昇とともに112円台前半から半ばをうかがう動きとなった。欧州株は買いが先行しており、NY原油先物も下げ止まり。NATO首脳会談後の会見で、トランプ米大統領は。NATOの同盟国は国防支出の増額に合意、NATOに対する米国のコミットメントを強力に維持、などと述べており、会談の成果に満足げだった。取引中盤にはポンドドルやユーロドルが下落し、ドル高相場に移行。ドル円は112.63レベルまで一段高となっている。1月10日以来の高値水準となった。

 ユーロドルは1.16台後半での取引。序盤はユーロ円の上昇を下支えに1.16台後半でじり高。一時1.1693レベルまで買われた。しかし、取引中盤には売りが再燃し、1.1653レベルまで下落、前日からの安値を一段と広げた。ユーロ円は131円台前半で買い優勢。131.00レベルを割り込むことなく、ドル円とともに131.47レベルまで高値を伸ばした。ユーロドルの下落局面での押しは浅く、上昇力を維持している。NATO首脳会談では欧州の同盟国が国防支出の増額に合意したが、経済面よりはNATOの結束を確認できたことのほうが重要との見方も。5月ユーロ圏鉱工業生産は前月比+1.3%、前年比+2.4%と予想からの乖離はみられず、反応薄だった。

 ポンドドルは1.31台後半での取引。序盤はポンド円ともに買われ、1.3226レベルの高値をつけた。しかし、前日NY市場での下落を消すには程遠く、取引中盤には売りが再燃。一時1.3181レベルと、前日の安値を下回った。ポンド円は148円台前半での揉み合いから再び騰勢を強めて、高値を148.79レベルまで広げた。その後の下押しは148円台半ばまでにとどまっている。メイ英首相は本日中にEU離脱案の「白書」を公表する。その内容がEU側に受け入れられるのかどうか、市場の注目が集まっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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