FX外国為替情報のKlug(クルーク)
為替、海外投資でハイリターンを得るためのニュース、レポート、コラムを掲載

【ロンドン市場】ドル買い優勢、英独の弱い経済指標も後押し

 10日のロンドン市場は、ドル買いが優勢。ポンドが反発する場面があったが、英鉱工業生産の弱い結果を受けて下落。ユーロも独ZEW指数が弱く下押し。ドル円が高値を伸ばし、豪ドルが安値を更新と対ドルで各主要通貨が弱い動きを示している。米株先物や欧州株が続伸しており、今週の米企業決算への期待など、ポジティブなムードがドル買いを誘っていた。

 ドル円は111円台前半での取引。ロンドン序盤はややドル買い一服。ただ、下押しは111.04レベルまでにとどまり、大台は維持している。その後はその他主要通貨とともにドル買いが再燃、高値を111.35レベルまで広げている。5月21日高値111.40レベルが意識される動きになっている。

 ポンドドルは1.32台前半での取引。序盤は買いが先行し、1.3301レベルまで買われた。英鉱工業生産や商品貿易収支など一連の経済指標発表を前に、前日のポンド売りに調整が入っていた。しかし、5月の英鉱工業生産が予想外の前月比マイナスに落ち込み、ポンドは反落。1.3230近辺と序盤の上げを消した。ポンド円は147円割れ水準から一時147.78近辺まで高値を伸ばした。その後は147円台前半へと反落しているが、東京市場よりは高水準を維持している。対ユーロではポンド買いが優勢。メイ英政権からデービス前EU離脱担当相とジョンソン前外相が辞任し、新体制が発足している。メイ英首相の信任が保たれることになった面も。

 ユーロドルは1.17台割れ水準での取引。1.17台半ばから売られ続けている。7月ドイツZEW景況感指数は-24.7と2012年8月の-25.5以来の低水準、事前予想-18.9を下回った。これで4か月連続でのマイナスとなり、景気先行きに暗雲が立ち込めている。取引中盤には1.17の大台を割り込み、1.1690レベルまで安値を広げている。ユーロ円は130円台前半で振幅も、売りが優勢。ロンドン朝方には130.60レベルまで高値を伸ばす場面があったが、その後は売りに押されて130.16レベルまで下落。

 豪ドル/ドルは0.74台前半での取引。ロンドン市場では売られ続けている。欧州株や米株先物は続伸しており、堅調な足取りが続いているものの、豪ドル単体としても軟調な動き。豪ドル/ドルは0.74台後半から0.7430レベルまで下押し。豪ドル円も東京市場での83円台は維持できず、ロンドン市場では82.65レベルまで下押しされた。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

メールマガジン

山岡和雅が毎日発行!
外国為替ディーラーの心の中

毎日の為替相場を、市場参加者の目を通して判り易く解説。為替ディーラーの本音は?【まぐまぐ殿堂入り】

バックナンバー

朝刊 ニューヨーク為替市場レポート
米国市場の動きを、朝一番に配信!! FX、外国為替、米国株、米国金利など、テレビやWEBサイトでは得られないニューヨーク金融市場情報のほか、アナリストの独自解説も配信します。

バックナンバー

powered byまぐまぐトップページへ