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【ロンドン市場】EUサミット合意受けユーロ高止まり、ポンドはGDPで買われる

 29日のロンドン市場は、ポンドが堅調。英GDP確報値が上方修正されたことが背景。ただ、全般に神経質さが残る相場展開となっている。東京市場ではEU大統領がEUサミットで移民問題で合意としたことでユーロ買い強まったが、ロンドン市場ではポンドが巻き返している。欧州株はEUサミット合意報道を好感して上昇。ただ、一部報道でトランプ政権がWTO脱退を模索と伝わると、欧州株や米株先物が上げ幅を縮小、円買いに反応する場面があった。米貿易問題に市場が引き続き神経質ば一面をのぞかせていた。

 ドル円は110円台後半での取引。東京市場でつけた高値110.79レベルが上値抵抗となる一方、トランプ政権がWTO脱退模索との報道では110.50割れ水準での底堅さが示された格好。

 ユーロドルは1.16台半ばでの取引。東京昼前に1.1666レベルの高値をつけたが、ロンドン市場では買い一服。欧州株が上昇するなかで1.1610台まで反落した。しかし、下値は堅く再び1.16半ばから後半へと盛り返している。ユーロ円は128円台後半での取引が中心となっているが、高値を129.16レベルまで伸ばしている。

 ポンドドルは1.31台半ばでの取引。序盤は1.3100-20レベルでの揉み合いとユーロドルの上昇からは出遅れ感があった。しかし、第1四半期の英GDP確報値が前月比+0.2%と予想外の上方改定となったことでポンド買いが強まった。ポンドドルは1.3183レベルまで急伸。ポンド円も145円台前半から一時145.94近辺まで買われた。対ユーロでも値を戻している。ただ、EUサミットでの英国のEU離脱問題をめぐる協議が残っており、取引中盤には上昇一服となっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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