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【ロンドン市場】EUサミットを控えて調整ムード、ユーロは反発

 28日のロンドン市場は、EUサミットを控えて調整ムードが広がっている。序盤はドル買いとともにユーロやポンドが安値を広げており、EUサミットへの不透明感が反映される動きとなった。欧州株は次第に下げ幅を拡大している。しかし、ユーロには買戻しの動きが入っており、ポンドも下げ一服。ドル円は110円台前半での上下動。材料待ちとなっている。

 ドル円は110円台前半で上に往って来い。序盤は米債利回り上昇局面で110.42レベルまで高値を伸ばした。しかし、その後は欧州株が下げ幅を拡大、米債利回りも前日水準へと低下しており、110.10台まで反落。方向感に欠ける上下動となっている。

 ユーロ相場は振幅後に上昇。序盤は売りが優勢。ユーロドルは安値を1.1527レベルまで広げた。ただ、1.15台を割り込む動きはみられず1.15台半ばへと戻した。その後はショートカバーが入り1.1598レベルまで高値を伸ばした。ユーロ円は127.20-60レンジで振幅したあと、ユーロドルとともに上昇。高値を127.86レベルまで伸ばした。EUサミット待ちとなっており、不安定な値動きになっている。

 ポンド相場は安値圏での揉み合い。ユーロ相場にみられたような買い戻しの動きはみられず、終始上値が重い。ポンドドルは序盤に1.3066レベルまで安値を広げた。その後は下げ渋りも1.3110近辺で上値を抑えられている。ポンド円は144.18レベルまで下押しされたが、この水準では買いが控えており、下げ渋っている。ただ、戻り高値は144.50台までと限定的。対ユーロでの売りが優勢。ユーロポンドは0.8820-30レベルでの揉み合いを経て、0.8855レベルに高値を伸ばした。

 EUサミットでは欧州内の移民政策が主要議題。ドイツはギリシャと個別の協定を結ぶ動きがあると報じられており、全体での合意は困難とみているもよう。英国のEU離脱法案についても明日に議論される予定。現状ではアイルランド国境問題に特段の進展はみられていないと報じられている。昨年末の合意以降、具体的に協議が進んでおらず、絶望感も。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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