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【ロンドン市場】弱い指標でポンド下落も、ドル円は110円近辺に上昇

 11日のロンドン市場は、ドル円が110円台乗せへと一段高。イタリア債が買われ、イタリア株も2%超高。欧州株全般に前週末比プラス圏で取引されている。ドル円は東京午後に109.80近辺から110円近辺へと上昇。ロンドン序盤には高値を110.07レベルまで伸ばした。その後、ポンド円が下落するなかでも110円ちょうど近辺に踏みとどまっており、底堅い。あすは米朝首脳会談が行われる。世界中がその動向に注目しており、ドル円相場も敏感な反応をみせそうだ。

 ポンドは一連の英経済指標結果を受けて下落。序盤はユーロとともに買いが先行。ポンドドルは1.3441レベル、ポンド円は147.85レベルまで高値を伸ばした。しかし、日本時間午後5時半に発表された4月英鉱工業生産が前月比-0.8%、前年比+1.8%と予想外の弱い結果となり、ポンド売りが強まった。貿易赤字の拡大も売りを誘った。ポンドドルは一気に1.33台後半へと下落。足元ではさらに1.3345レベルまで安値を広げている。ポンド円も147.85レベルまで買われていたが、弱い指標を受けて146.80近辺まで反落した。明日と明後日には英議会でEU離脱法案の採決が行われる。

 ユーロ相場は上に往って来い。序盤はイタリア政局の落ち着きを受けて買いが先行。イタリア紙は、トリア財務相が「ユーロを離脱するいかなる提案も議論していない」との発言を報じた。イタリア債と株式が上昇。伊独長期債利回り格差が縮小した。ユーロドルは1.1821レベル、ユーロ円は130.06レベルまで高値を伸ばした。しかし、ポンド売りが強まると上昇一服。1.17台後半、129円台後半に押し戻された。ただ、いずれも前週末からはユーロ高の水準を維持している。木曜日のECB理事会が注目されており、出口に向けたヒントが期待されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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