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【ロンドン市場】序盤に円高の動きもすぐに戻す、英米三連休控え方向性薄い

 25日のロンドン市場は、方向感に欠ける動き。序盤に円高とドル高水準を試したが、独英経済指標発表を無難に通過すると円安・ドル安方向へと戻している。ユーロとポンドは下げ渋り、対ドルでは本日高値を広げた。ただ、値幅は狭く、調整の範疇となっている。欧州株は全般に堅調に取引を開始したが、スペインやイタリアなど南欧株の一角は下げに転じている。米10年債利回りは2.96%近辺に低下。NY原油先物は70ドル割れで下げ足を速めている。カナダドルは豪ドルなどと比較すると上値が重くなっている。

 ドル円は109円台半ばでの揉み合い。ロンドン序盤に109.30台まで下押しされたが、すぐに値祖戻して109.60近辺まで反発。その後は109.40-50レベルに落ち着いた。東京市場からのレンジ内での小幅な動きに留まっている。

 ユーロドルは序盤に下押しされ、安値を1.1684レベルまで広げた。その後すぐに値を戻し上昇に転じると1.1734レベルに高値を更新。5月独Ifo景況感指数が102.2と前回と同水準、事前予想102.0を若干上回った。ユーロ円は市場では5ヶ月続いた低下がようやく一服したと安堵したようだ。ユーロ円は127.80近辺から128.50近辺でのレンジ相場となっており、前日NY後半から同水準圏内で推移している。

 ポンド相場も上下動。序盤にポンドドルは1.3334レベル、ポンド円は145.83レベルまで下押し。その後は1.3370台、146.60近辺まで反発。しかし、上値は重く再び安値を試す動きとなっている。この日発表された第1四半期の英GDP改定値は前期比+0.1%、前年比+1.2%と速報値から変わらずだった。下方修正されなかったことが安心感を広げる場面もあったが、買いは長続きしていない。

 カナダドルは豪ドルなどと比較すると上値が重い。ロンドン時間に入ってからNY原油先物が70ドルの節目を割り込むと一気に69.20ドル近辺まで下落。産油国通貨としてカナダドルに売り圧力が掛かっているもよう。カナダ円は84円台後半での取引のなかで、足元では安値を84.50台に広げている。ドルカナダは1.29挟みの振幅を上放れて、高値を1.2935近辺に広げている。豪ドル/カナダドルは豪ドル高方向に動いており、0.9760近辺から一時0.98台に乗せた。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

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