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【ロンドン市場】円売りが先行、欧州株上昇などリスク動向落ち着き

 13日のロンドン市場は、円売りが先行した。前日にトランプ米大統領が即時のシリア攻撃を回避することを示唆、さらにTPPに再び参加する可能性も示したことで市場でのリスク警戒感が一段落している。欧州株は堅調に推移している。ドル円、クロス円は本日の高値を伸ばす動きが相次いだ。ただ、取引中盤には米金融機関の好決算をきっかけにドル買いが入る場面があり、ドル円は高値を伸ばしたが、クロス円はやや上値が抑えられている。

 ドル円は107円台後半での取引。東京午後は107.30-40レベルに落ち着いていたが、日本時間午後3時過ぎに買いが持ち込まれると107.50レベルのカベを上抜けた。ロンドン中盤には高値を107.74レベルまで広げている。

 ユーロ円は序盤に132円台前半から後半へと上昇。高値を132.90レベルに伸ばした。その後は欧州株高をにらみながら底堅く推移しているが、ユーロドルの下押しで132.60近辺まで小反落している。ユーロドルは1.23台前半での振幅。序盤に1.2346レベルまで高値を伸ばしたが、その後は上値が重い。米JPモルガンの決算が強い内容だったことを受けて米債利回りが前日比プラスに転じ、ユーロドルもドル買いに押されて本日安値を1.2310レベルまで広げた。

 ポンド円は堅調。ロンドン朝方に153円台に乗せるとそのまま買われて、高値を153.85近辺まで伸ばした。取引中盤のドル買いにポンドドルが売られる場面では、153.50近辺までの下げに留まっている。ポンドドルは1.42台前半から一時1.4297レベルまで上昇。1.43の大台には乗せ切れず1.4250台へと押し戻されている。ただ、東京午後の水準よりは依然としてポンド高の水準を維持。対ユーロでの買いが優勢で、ユーロポンドは0.8660近辺から0.8630近辺へと下押しされている。

 豪ドルは堅調。リスク回避の後退の影響を鮮明に反映している。豪ドル円は83円台前半から後半に上昇、さらに84円台に乗せると高値を84.06レベルまで伸ばした。その後の下押しも84円ちょうど挟みの水準と底堅い。豪ドル/ドルは0.77台から0.7810レベルまで買われた。取引中盤のドル買い圧力にも0.7790台までと下値はしっかりしている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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