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【ロンドン市場】週明け相場は方向感欠ける、材料難で

 12日のロンドン市場は、方向感に欠ける取引となっている。先週末に2月の米雇用統計が発表され、雇用者数の増加幅が予想を大幅に上回る一方で、賃金の伸びが前回ほどではなかったことが、米株式市場に好感された経緯があった。いわゆる適温経済への期待が広がった形だった。

 週明けの東京市場では森友問題が話題の中心となり、麻生財務相や安倍首相の責任問題となることが警戒され、円買いを誘う場面があった。ドル円は107円手前から一時106.36レベルまで下落。しかし、午後からロンドン早朝にかけては106.70台まで買い戻された。ロンドン序盤には欧州株が堅調に取引を開始、米株先物も時間外取引で上昇幅を拡大したが、ドル円の上値は重く再び106.50割れとなった。その後は値動きが鈍り106円台半ばでの揉み合いとなっている。先週末の水準からはやや円高・ドル安の水準となっている。

 ユーロドルは序盤は買いが先行。先週末高値を上回ると高値を1.2341レベルまで伸ばした。しかし、ユーロ円の下げとともに1.2305近辺へと下押しされ、東京早朝の安値水準に並んだ。上に往って来いの値動き。先週末終値からはほぼ横ばい水準。ユーロ円は131円台半ばが重くなり、131.05-10レベルへと軟化。ユーロ圏やドイツの主要な経済指標発表は無かった。

 ポンドドルはユーロドルよりも振れ幅が小さい。1.3850-60レベルから1.3882レベルまで買われた後は、再び1.3850近辺へと反落。ポンド円は148円手前で上値を抑えられており、147.50近辺へと小幅に下げている。この日はEU離脱関連のニュースや主要な英経済指標発表はなく、材料難。

 このあとのNY市場はカナダとともに夏時間入りとなっている。経済指標の発表時刻は先週までより1時間早まることとなる。ただ、きょうは主要な米経済指標の発表は予定されていない。あすに消費者物価指数、あさってに小売売上高と生産者物価などが発表予定。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

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