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【ロンドン市場】ややドル売り優勢も、値動きは限定的

 30日のロンドン市場は、ややドル売り優勢も、値動きは限定的。今週は日米英の各中銀が金融政策を発表する予定となっており、週明けは取引を手控える参加者が多いようだ。

 ドル円は113円台後半で上値の重い値動き。ロンドン朝方に113.70台へと買われたあとは、113.50台までジリ安。欧州株や米株先物はスペイン株を除くと小動き。ドル円にとっては先週末のNY市場でパウエル氏が次期FRB候補として有力との報道が売りを誘ったが、その余波もあって上値が重くなっているもよう。明日の日銀金融政策決定会合を控えて動きにくさもあるようだ。

 ユーロは小高い。ロンドン朝方に発表された9月ドイツ小売売上高が前年比+4.1%と予想を上回る伸びを示したが、これには反応薄。むしろ、序盤は売りが先行してユーロドルは1.16ちょうど近辺まで下押しされた。しかし、欧州株取引開始し、スペイン株が買われるとユーロも買いに転じるユーロドルは1.1642近辺、ユーロ円は132.27近辺に本日高値を更新した。ただ、値幅は50銭に満たないもので比較的小動き。週末のカタルーニャ州独立宣言が波乱を呼ぶ警戒感があったが、世論調査ではやや独立反対派が優勢との報道があり、市場は一安心したもよう。スペイン株は一時1.5%近い上昇となった。

 ポンドはユーロと同様に小高い。この日発表された9月の英消費者信用残高は16億ポンドと事前予想15億ポンドを上回った。前回8月は16億から18億ポンドへと上方修正された。同住宅ローン承認件数も6.62万件と事前予想6.6万件をやや上回っていた。ただ、ポンドは反応薄。フィッチは、合意なき離脱ならば格下げも、と警告したがこれにも反応薄。ユーロポンドが0.88台前半で横ばい推移を続けており、ポンド独自の値動きはみられていない。米債利回りがやや低下しており、ポンドドルを支えた面があったようだ。

 豪ドル円は87.10-30レベルと東京市場から同水準での揉み合い。豪ドル/ドルは一時0.7688レベルに高値を伸ばしたが、安値は0.8764レベルと値動きは限定的。NY原油先物はOPECの減産延長期待で先週末に54ドル台乗せとなったが、週明けは54ドル挟みでの揉み合い。きょうは上海株が売りに押されたが、豪ドルは反応薄だった。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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