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【ロンドン市場】ドル買いの流れに調整入る、ドル円112円台後半

 28日のロンドン市場は、前日までのドル高の流れに調整が入っている。東京早朝にトランプ大統領が税制改革案を発表し、事前の報道とほぼ同内容となっていた。ロンドン序盤にドル買いの動きがみられたものの、きょうは調整圧力に伸びを欠いている。米金融当局の年内利上げ観測が高まるなかで、法人減税などへの期待が加わってドル買いの短期ポジションが蓄積していたもよう。米債利回りの上昇も一服。NY時間にはジョージ・カンザスシティ連銀総裁、フィッシャーFRB副議長、ボスティック・アトランタ連銀総裁などの講演が予定されており、その内容を見極めたいとのムードもあるようだ。

 ドル円は東京午後に113.21レベルまで上昇したあとは売りが優勢。ロンドン序盤は113円挟みでもみ合ったが、112.90近辺を割り込むと一時112.61近辺まで下押しされた。欧州株は高安まちまち。前日終値水準から大きく離れた動きはみられていない。

 ユーロドルは1.1720近辺まで売られたが、その後は買い優勢に転じる。取引中盤には1.1784レベルに本日高値を広げた。この日発表されたユーロ圏景況感は113に上昇。4ヶ月連続の上昇で、2007年6月以来の高水準となった。

 ポンドドルは神経質に振幅。カーニー英中銀総裁の発言が注目された。序盤には1.33台半ばから後半で方向感に欠ける振幅。カーニー総裁からは特段の利上げに関する発言はみられず、市場は売りに反応。一時1.3340台まで下押しされた。しかし、その後はショートカバーの動き。バルニエEU主席交渉官がEU離脱交渉で、新たな動きも多くの作業残る、と述べており、交渉が一歩前進したことが示唆された。ポンドドルは1.3426近辺まで買われた。

 いずれもドル売り方向への動きが優勢となっており、材料一巡後もドル安水準に留まっている。これまでのところ、きょうはポジション調整の圧力が強い。 

 クロス円はまちまち。ユーロ円は132円台後半とやや反発。ポンド円は150.50割れまで下落したあとは151円台を回復と下に往って来い。豪ドル円は上値重く88円台前半でジリ安の動きと、ほぼドル円の値動きに沿っていた。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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