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【ロンドン市場】ユーロ買い先行も伸びを欠く、ドル円は112円近辺

 22日のロンドン市場は、ユーロ買いが先行した。この日発表された9月のドイツとユーロ圏のPMI速報値は、製造業と非製造業がともに予想を上回った。ユーロドルは本日高値を1.2004レベルに伸ばした。ユーロ円は134.41レベルに本日高値を更新、東京午前の北朝鮮関連報道を受けた下落分を解消した。ドラギECB総裁講演への期待も。しかし、ドラギ総裁の講演は若年層の就業に関する内容に留まるなかで、物価安定の目標はまだ達成されていない、としており、緩和継続を示唆するものと受け止める向きもあったようだ。ユーロドルは1.1960近辺、ユーロ円は134円ちょうど近辺まで反落。ユーロ買い先行も伸びを欠いた。

 ポンドはメイ英首相のEU離脱に関する演説待ち。対ユーロで売り先行も次第に持ち直している。ユーロポンドは0.88ちょうど近辺から一時0.8850手前まで上昇。その後は0.88台前半に反落。ポンドドルは1.35台後半から一時1.3550割れ。ポンド円は152円を挟んだ上下動で、東京序盤の下落の動きは一服している。9月の英CBI製造業受注指数は7と前回および事前予想13から低下した。今年6月の16をピークとしてその後は10、13、7と伸びを欠いている。

 ドル円は112円近辺でのもみ合い。東京午前には北朝鮮リスクで112円台半ばから111.65近辺まで急落したが、午後からは下げ渋り112円台を回復した。ロンドン市場では111.90-112.10のレンジ内での取引が続いている。きょうのレンジ半ばで上値を抑えられる形。25日の衆院解散方針の会見で、安倍首相は賃上げや設備投資を実行した企業に減税措置打ち出す方針で調整中、との報道があったが特段の反応は示していない。

 豪ドルは堅調。欧州株が序盤の下落を消してプラスに転じる動きが好感されている。豪ドル円は88円台半ばから89円台前半へ上昇、東京時間の下げを帳消しに。豪ドル/ドルは0.79台前半から後半に上昇してこの日の高値を伸ばす動きになっている。

 ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁は、年内の追加利上げの可能性がある、と改めて述べたがドル相場は反応薄。全般に週末に向けた調整ムードはみられず、落ち着いた相場になっている。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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