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【ロンドン市場】前日の米FOMCを受けたドル高水準で推移

 21日のロンドン市場は、前日の米FOMCを受けたドル高水準で推移している。ただ、水準的にはFOMC前よりドル高だが、通貨ごとに独自の値動きがみられている。

 ドル円は112円台半ばでの推移。ロンドン朝方に黒田日銀総裁は会見で強力が緩和策を粘り強く継続する、としておりドル円は一時112.72レベルとFOMC後の高値を広げた。記者からは新任の片岡委員の反対票についての質問が相次いだが、同委員は緩和策にさらにテコ入れが必要と主張していた。ロンドン序盤には112.20台まで反落する場面があったが、中盤には112円半ばと底堅い動き。

 ユーロドルはやや買い戻されている。1.18台後半から1.1919レベルまで反発。このあと、ドラギECB総裁講演を控えており、調整ムードが広がった面も。ただ、FOMC後の下落を戻すには至らず、水準的には引き続きドル高圏。ユーロ円は113円台半ばから一時134.07レベルまで上昇。欧州株はプラス圏で推移しており、FOMC後の米株の底堅さが好感されている。また、ユーロドルの下落が輸出株に好都合との見方も。

 ポンドドルは1.35挟みでの揉み合いから再び1.3470台へと下押しされている。ポンド円は序盤に152円台乗せへと上昇したが、ドル円とともに151円台半ばまで反落。その後は151円台後半で取引されている。

 豪ドルは軟調。対ドル、対円ともにFOMC後の安値を押し広げている。豪ドル/ドルは0.80割れから0.7930台へと下げ続けている。豪ドル円は90円台が重く、89.30近辺へと下落。ロウ豪中銀総裁は東京午後の講演で、金融政策で米国に自動的には追随しない、豪ドル相場の柔軟性が利上げタイミングについてかなりの独立性を有している、などと述べた。市場では利上げを急がない姿勢と捉えたようだ。

 ドル指数は92台半ば。FOMC後には92台後半に上昇していたが、ユーロドルの下げ渋りもあってドル買いの勢いは一服している。ただ、FOMC前からはドル高水準を維持しており、今後93台を再び試す動きとなるのか注目されそうだ。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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