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【ロンドン市場】米FOMC控えてドル売り優勢、ポンドは激しく振幅

 20日のロンドン市場は、米FOMCを控えるなかでドル売りが優勢。ドル円は111円台半ばから111.23レベルまでジリ安。米10年債利回りが一時2.21%台に低下と調整される動きが上値を抑えた格好。欧州株は前日比横ばい圏からやや売られている。米株先物は小動き。

 ポンドが激しく振幅している。序盤は東京市場からのもみ合いで始まった。この日発表された8月英小売売上高が予想外に上振れしたことを受けて、ポンド買いが強まった。しかし、買いは続かず発表前の水準へと反落。市場では小売の増加は一時的との見方があったほか、OECD経済予測で英国の成長率予想が17年、18年と鈍化する内容が売りを誘った。ポンドドルは1.35台前半から一時1.3608レベルまで上昇も、その後は1.35台前半へと押し戻されている。ポンド円も150円台半ばから151円台半ばで上に往って来い。

 ユーロ相場は、対ドルでは1.20台前半を中心とした揉み合い。そのなかで一時高値を1.2022レベルまで伸ばした。ユーロ円はドル円の下げとともに軟化。133円台後半から133.51レベルまで下落した。8月のドイツ生産者物価指数は予想をやや上回ったがユーロ買い反応はあまりみられなかった。また、スペイン警察がカタルーニャ自治州の政府高官を逮捕との報道もあったが、売り反応も目立たず。

 その他の通貨ではNZドルなどオセアニア通貨が堅調。東京午後に最新のニュージーランド世論調査が公表され、これまでの野党優勢の結果が与党優勢に転じことでNZドルが急伸した。NZドル円は81円台半ばから一時82円台乗せ、NZドル/ドルは0.73ちょうど付近から0.7370台まで買われた。その後の押し目は浅く、高値圏を維持している。

 豪ドルはNZドル高に連れて堅調。豪ドル円は一時89.70近辺、豪ドル/ドルは0.8058近辺へと高値を伸ばした。NY原油先物が50ドル台で堅調なことも下支え。ただ、値動きは限定的で、米FOMC待ちのムードが広がっている。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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