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【ロンドン市場】円高とドル安が進行、ドル円107円台前半へ

 8日のロンドン市場は、円高とドル安が進行。ドル円は東京午後に108円割れとなり、その後は107円台後半で揉み合い。戻りは鈍かった。ロンドン中盤には再び下押しされ、一時107.36近辺と本日高値から1円超の下落となっている。米10年債利回りは2.01%台に低下したあとは2.03%近辺に落ち着いているが、引き続き前日比マイナスとなっている。ドル指数は91.01と2015年1月以来のドル安水準に低下。週末の北朝鮮リスク、米国フロリダ州に迫るハリケーン「イルマ」、そしてメキシコで発生した強い地震など悪材料が重なっている。

 ユーロドルはやや上昇一服。東京午後に1.2092近辺に高値を伸ばしたあとは、ロンドン序盤には売りが先行。1.2035-40レベルまで反落した。その後は1.20台半ばで取引されている。ユーロ円は円買いが優勢。ユーロドルの反落もあって上値が重く130円台がレジスタンスに変化、129.50割れ水準へと下押しされている。

 ポンドは堅調。ドル売りの面が強くでている。ポンドドルは1.31台前半での揉み合いを上放れると取引中盤には1.32台に乗せた。ポンド円は下に往って来い。序盤に141.35近辺まで下押しも中盤には141.80-90レベルまで反発。ただ、東京午前の円安水準には届いていない。ユーロ売り・ポンド買いが優勢になっており、ユーロポンドは0.92ちょうど近辺から0.9130付近へと下落している。前日の上昇に調整が入った形。

 この日はユーロ関連の報道がでている。関係筋によるとECBはQEについて4つのシナリオを検討中であるという。期間延長は6ヶ月か9ヶ月か、規模は200億ユーロか400億ユーロに縮小との選択肢が議論されているとした。また、バイトマン独連銀総裁は、ユーロ圏の景気回復に自信を見せたが、インフレについては不透明性が極めて高いとした。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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