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【ロンドン市場】ドル円109円台前半、全般に方向性薄くNY勢待ちに

 5日のロンドン市場は、方向性がはっきりしない展開。ドル円は東京午後につけた109.21レベルを安値に109円台前半でロンドン市場を迎えた。欧州株が堅調にスタート、NY原油先物の上昇など、リスク回避ムードは後退しており、一時109.55近辺まで反発した。しかし、三連休明けのNY市場の動向を見極めたいとのムードもあって欧州株の上げ幅縮小とともに109円台前半へと再び軟化している。

 ユーロ相場も上下動。序盤は売りが先行し、ユーロドルは1.1900-10レベルから一時
1.1868レベルまで下押しされた。その後はしばらく1.1880付近で揉み合ったが、再び1.19台に乗せるなど往来相場となっている。ユーロ円は序盤に129.87レベルまで安値を広げたが、その後は130円を挟んだ取引となっている。ユーロ円は引き続き上値が限定的。ドイツとユーロ圏の8月非製造業PMI確報値は速報値から小幅に下方改定されたが、目立った反応はみられなかった。

 一方、ポンドは比較的堅調。ポンドドルは序盤に下押しも1.2909レベルまでと大台を維持。8月の英非製造業PMIは53.2と事前予想53.5や前回7月53.8をやや下回った。ただ、発表後はポンド売りは一服する。その後は東京市場の高値を上抜けると1.2968レベルに高値を伸ばした。前日海外市場での下げを帳消しにした。ポンド円は141円台前半でジリ高となるなかで取引中盤にかけて141.70近辺へと反発。東京午前の下落を戻す方向となっている。

 豪ドルは堅調。豪ドル円は87円台前半、豪ドル/ドルは0.79台後半で買いが優勢。ロウ豪中銀総裁は講演で、豪ドル高は観光や教育産業にとって助けとならない、刺激策を継続することが適切、低金利は家計のバランスシートを不安定にするリスクも、などと述べたが特段の豪ドル売り反応はみられなかった。

 ブルームバーグが実施したエコノミスト調査によると、7日のECB理事会でドラギ総裁がユーロ高への懸念を表明する見通しだという。ただ、この日発表される予定の最新のインフレと成長見通し予想に大きな修正はないとみられている。ユーロドル相場の上昇はインフレ鈍化につながるものの、ユーロ圏の景気回復が需給ギャップを縮小することがインフレ押し上げにつながるとの見方。ドラギ総裁会見で、ユーロ高への懸念と景気回復の強さとの兼ね合いがどのように語られるのか。ユーロ相場はどちらにも動きやすい状況となりそうだ。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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