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ドル売り優勢も、安値からは値を戻す

※忙しい人のサマリー
ドル売り優勢も、安値からは値を戻す

ドル円は112円10銭近辺まで下げる場面も、大台を維持、
戻りは鈍い

米ISM製造業、議事録などはドル買い

ユーロは一時1.2080台へ。もっとも1.21を付けきれず戻す。

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【29日の市場】ドル売り優勢

 年末の市場はドル売りが優勢となった。
ロンドンフィックスにかけて年末実需がらみのドル売りも入り
ドル円は一時112円台半ばを割り込む動きに。

 年末とあって目立った材料が出たわけではなく、
ポジション調整と需給がらみのドル売りが主体。

 ユーロドルは節目の1.20をしっかり回復し
1.2025近辺まで上昇も、1.2000近辺まで値を戻して
2017年の取引を終えている。

【2日の市場】対欧州通貨中心のドル売り優勢

 三が日とあって対円での取引は低調ながら、
ドル売り基調が継続する中でドル円は一時112円10銭台。
ユーロドルが直近高値を超えて1.1280台を付けるなど
ドル売りの流れが継続している。

 ポンドも、1.35台前半から1.36ちょうど近辺までしっかり上昇と
ドル安の流れが継続している。

 【3日の市場】欧州通貨に若干調整もドル安基調継続

 欧州通貨を中心にやや調整の動きが目立ち、
ユーロドルは1.20台後半から1.20ちょうど近辺に。
1.21を付けきれずに短期筋が調整に回った格好。
 
 米ISM製造業景気指数が予想を超えて60に迫る好結果、
NY午後のFOMC議事録では、
比較的前向きな姿勢が見られるなど
ドル買い材料が入り、調整に一役。

 ドル円は112円台半ば近くまで上昇と
こちらもドル安の調整ムードが見られたものの、
戻りは鈍い印象。

【本日の見通し】頭の重さ意識

 昨日の海外市場でドル円は一時112円10銭台まで値を落とした。
ISM製造業の60に迫る好結果に加え
議事録が比較的前向きに見えたこともあり、
安値からは値を戻しているものの、
戻りが鈍い印象で、頭を押さえられている。

 今年最初の雇用統計発表を明日に控え
112円台後半からのドル売りを崩すのは厳しい印象。

 ユーロドルは1.20台に乗せてきているものの、1.20台からの買いは一息。下値はしっかりも、レンジ取引が中心か。

 オセアニア通貨は比較的落ち着いた展開に。
豪ドルは対米ドルで買いが入っているものの、
先月上昇が目立った銅先物に年末から調整が入っているように
国際商品価格の上昇一服感が上値を押さえている。

【本日の戦略】押し目買い

 明日の雇用統計を控えて無理な取引は手控えられそう。
112円台半ばを中心としたレンジ取引が期待されるところ。
3が日、海外株式市場が比較的堅調な推移を見せたところで
シカゴ日経平均先物動向などから堅調な東京株式市場動向も期待され
下値はしっかりの展開に。
112円台を維持してくると、雇用統計ばさみで上値を試しに行く流れもありそう。
スウィングは112円台前半での買い下がりで112円割れでストップの印象。
デイトレはもう少し早めに112円台半ばを意識しての売り買い。
基本は買いからか。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

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