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株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド

ドル買い一服でドル円も伸び悩む動き=NY為替前半

配信日時
2018年7月14日(土)02:53:00
掲載日時
2018年7月14日(土)03:03:00

 きょうのNY為替市場はきのうに引き続きドル買いが一服している。ここ数日、NY時間に入るとこの展開が続いている。ドル円は伸び悩む動きとなっているものの、下押す動きまでは見られず、112円台は維持されている状況。下値ではマクロ系ファンドなどの買いオーダーも観測されているようだ。

 貿易問題に関しては解決の糸口は依然として見えないものの、トランプ政権は中国との対話の意思は引き続き示しており、これ以上エスカレートしないのではとの楽観的な期待も一部にはあるようだ。今週、トランプ大統領は2000億ドル規模の追加制裁関税のリストを公表したが、実際、発動となると秋以降が予想され、それまでには何らかの妥協点を見出せるのではとの期待も根強い。

 いずれにしろ、市場も少し様子を見たいといった雰囲気になっており、それを反映してか、株式市場は上げが続いており、ドル円のサポートとなっている。

 本日のドル円は112円台後半まで上昇したが、目先は1月につけた年初来高値113.40円付近が上値メドとして意識される。ただ、今週の急上昇で過熱感も高まっており、上値での利益確定売りも出そうな雰囲気もある。

 なお、FRBが半期に一度の金融政策報告を議会に提出し、漸進的な利上げの必要性に言及したほか、貿易問題の緊迫化のリスクも指摘した。しかし、特に目新しい内容もなく、為替市場の反応は限定的に留まっている。

 ユーロドルはNY時間に入って買い戻しが膨らんでいる。ロンドン時間の序盤は売りが先行し1.1615ドル近辺まで下落。本日の21日線は1.1650ドル付近に来てるが、それを下回っていた。しかし、いまのところは21日線の水準は維持されており、更に下値を追うのか、それとも反転攻勢に出るのか、来週以降の動きが注目される。

 ECBは来年夏の終わりまで金利は据え置くとコミットしているが、政策委員の中には7月の利上げの可能性も検討しているという報道も流れていた。しかし、アナリストからは現時点ではECBがスタンスを変更する要素は見当たらず、早くても9月というのがコンセンサスとなっている。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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