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株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド

株高・円安でドル円は111円台を堅持=NY為替前半

配信日時
2018年7月11日(水)02:54:00
掲載日時
2018年7月11日(水)03:04:00

 きょうのNY為替市場は円安の動きが優勢となっておりドル円は111円台での推移が続いている。東京時間に再び111円台を回復し戻り売りに押されつつも111円台を堅持しており力強い展開が見られている。前日に引き続き株式市場の買い戻しが続いていることがサポートしているようだ。

 特に好材料はないが、貿易問題への懸念が一服しており市場はリスク許容度を上げている。先週金曜日にトランプ大統領が対中制裁関税措置の第1弾を発令し、中国も即座に報復の方針を示していた。米中貿易戦争への懸念が強まっているものの、先週の市場の反応は意外に冷静だったことから、ひとまず一服感が広がっている模様。

 市場は今回の関税措置に対するマクロ経済への影響を見極めたい雰囲気や、一部からは米経済が堅調なことから、悪影響が吸収されるのではとの楽観的な見方も聞かれる。そのほか今週から始まる米企業決算への期待感もあるようだ。 

 ドル円は一時111.35円付近まで上昇し、目先の上値目標となっている5月高値の111.40円付近を試す動きも見られている。更に上の111.50円付近にはオプション絡みの売りオーダーも観測されている模様。まずは111円台を固めることが出来るか注目される。

 ユーロドルはNY時間に入って買い戻しが優勢となり、1.1745ドル近辺まで戻している。貿易問題への懸念が緩む中、ドル買いが優勢となり、ロンドン時間に1.17ドルを割り込む場面も見られた。ただ、1.17ドル台を割り込むと押し目買いも出るようで1.17ドル台は維持されている。

 トランプ大統領の関税措置がドイツ企業の景況感を悪化させている模様。この日発表になったZEW景況感指数は前回から大きく低下し予想も下回った。特に自動車産業の景況感の落ち込みが全体を圧迫しており、トランプ大統領による輸入車への25%の関税措置を警戒してドイツの自動車業界のセンチメントは低下している模様。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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