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ドル円は110円台前半での推移 FOMC待ち=NY為替前半

配信日時
2018年6月13日(水)02:59:00
掲載日時
2018年6月13日(水)03:09:00

 きょうのNY為替市場でドル円は110円台前半での推移が続いている。110円台半ばの水準を試す動きも見られたものの、そこからの上値は重い。

 朝方発表になった米消費者物価指数(CPI)は予想範囲内の結果となった。ただ、FRBの目標に沿った内容ではあったことから、今後の漸進的な利上げを追認する内容ではある。ただ、ドル買いの反応は限定的。

 ドル円は発表直前に強含み、110.40円近辺まで上昇したものの、発表後は戻り売りに押されている。ただ、下押す動きもなく、200日線の水準はしっかりと堅持している状況。米国債利回りの上昇や、リスク回避の雰囲気後退がドル円を支えているようだ。

 この日の最大の注目はシンガポールで行われた米朝首脳会談だったが、合意文書への署名も行われ非核化の文言も入った。しかし、簡素な文章で抽象的な部分も多く、非核化プロセスに向けた具体策が盛り込まれていなかったことから、市場にはやや失望感もあったようだ。

 市場は今週第1の重要イベントを通過し、明日のFOMCの結果発表に関心が移っている。利上げはほぼ確実視されており、市場も織り込んでいる。注目はFOMCメンバーの金利見通しやパウエルFRB議長の会見に集まりそうだ。特に金利見通しで今回を含めてあと3回の利上げ期待が強まるか注目されるところではある。ただ、貿易問題など不透明な要素も抱えていることから、FRBは慎重との見方も少なくはない。

 ただ、素直にドル売りの反応になるかは未知数。翌日にECB理事会を控えていることや、ドル円の場合、株式市場がポジティブな反応を示せば、逆の展開もあり得ることから未知数といってよいであろう。

 いずれにしろ、今回のFOMCを通過して200日線の水準を維持できるようであれば、5月に付けた高値111.40円水準を試す展開も期待される。

 ユーロは戻り売りが優勢となっている。対ポンドでも下落。特にユーロ自体の売り材料は見当たらないが、英下院のEU離脱法の修正案の「意味ある投票」でメイ首相が勝利し、ポンドが対ユーロで買いが強まっていることが影響した可能性もありそうだ。

 ポンドは対ドルでも買われており、一時1.34ドル台を回復。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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