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【来週の注目材料】利上げを確実なものへ後押し?

配信日時
2018年5月26日(土)17:30:00
掲載日時
2018年5月26日(土)17:40:00

 先週は大きな調整が入る展開となった為替市場。
 対円ではドル高の動きが一服も、ユーロドルなどでのドル高は進んでおり、ドル全面高基調は継続という流れになりました。

 もっとも、リスク警戒の動きが強まると、ドル円、クロス円での円高が進み、ドル円は頭が押さえられる展開に。

 そうした中、今週は米雇用統計が発表されます。
 結果次第では市場のリスク警戒ムードを払拭させる可能性もある、市場への影響力が高い指標だけに、注意してみていきたいところです。

 前回、4月分の雇用統計は、非農業部門雇用者数が予想の+19万人前後を下回り、+16.8万人に留まりました。 3月分が+10.3万人から13.5万人に上方修正されましたが、修正後でも6か月ぶりの低水準であるように、3月、4月と雇用者数の伸びはやや低調です。

 もっとも内訳をみると、そこまで弱いものではなく、3月、8か月ぶりの水準に落ち込んだ建設業が+1.7万人。変動の激しい小売業が+0.8万人。雇用の先行指数として知られるテンポラリー雇用(一時雇用)は+1.03万人と、なかなかの好印象です。4月の天候不順なども併せると、まずまずといっ手もいいという印象でした。

 失業率は予想を超える低下を見せ、2012年以来の3%台である3.9%に。
 もっとも、労働参加率が下がっており、この影響も大きいと見て、市場の反応は一息でした。

 こうした状況を踏まえて、1日金曜日の雇用統計ですが、予想は雇用者数が19万人増。
 20万の大台には乗らないものの、現状の米雇用市場が完全雇用に近い状態で、新規雇用者自体が少ない中でのことと考えると、比較的しっかりした水準です。

 失業率は横ばいで3.9%と4%割れの水準が続く見通しとなっています。

 インフレとの関連から注目度が高い平均時給は前月比で若干上昇、前年比変わらず。

 雇用増の数字と合わせ、6月のFOMCでの利上げを確実なものとする可能性が高そうです。
 その後の利上げペース加速への期待感まで強まるとドル買いにつながると期待されます。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

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