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ドル円は一時109円台回復も、株安で急速に伸び悩む展開=NY為替前半

配信日時
2018年4月25日(水)02:30:00
掲載日時
2018年4月25日(水)02:40:00

 きょうのNY為替市場、ドル円は急速に伸び悩む展開となっている。ドル売りが優勢となっているものの、序盤のドル円は買い戻しが続き109円台を回復していた。一時109.20円近辺まで上昇し2月9日以来の高値水準に上昇。

 しかし、昼に入って上昇していた米株に戻り売りが強まり、ダウ平均が400ドル超の下げに転じる中、ドル円も利益確定売りを強めている。再び108円台に下落し、ロンドン時間に揉み合っていた108.80円水準も下回っている。

 株安については、アルファベットの決算やキャタピラーの説明会を受けて、IT・ハイテク株や産業株に失望売りが強まっている。

 朝方に米10年債利回りが大きな心理的節目の3%を瞬間的に付けた。イールドカーブのフラット化の修正から米10年債利回りは上昇を続け、それを受けてドル買いが強まり、ドル円もリバウンド相場となっている。しかし、米10年債利回りが3%を達成したことで今後、自律反発で終わるのか、それとも110円台を試すのか重要局面に差し掛かったとも言える。米10年債利回りの3%については見方が様々だ。

 一方、伸び悩んでいるものの、ユーロ円やポンド円といったクロス円に買戻しが見られている。ユーロ円は133円台を回復し、100日線まで戻しており、2月初めから3月下旬にかけての下降波の半値戻しも回復。

 米国債と伴に欧州債や英国債も利回りが上昇しており、利回り格差に着目した円ロングの巻き返しが出ているとの指摘も聞かれる。北朝鮮やシリアなど地政学リスクの後退も円売りの流れをサポートしている模様。ポンド円は152円台半ばまで戻しており、先週の下げの61.8%戻しまで回復している。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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