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<来週の注目材料>日米首脳会談~安倍・トランプの蜜月はどこまで

配信日時
2018年4月14日(土)17:00:00
掲載日時
2018年4月14日(土)17:10:00

 17日から訪米する安倍首相。17日、18日にトランプ大統領と日米首脳会談を予定しています。
 
 主要なテーマはホワイトハウスによって二つと発表されています。
 
 一つは北朝鮮問題。比較的近い時期に米朝の首脳会談実施が見込まれる中で、日本は米国に対して、拉致問題を受けた圧力の継続を求めると見られます。

 もう一つが日米の通商問題。通商問題が大きくクローズアップされる原因となった
先月2日に発表された鉄・アルミニウムへの追加関税に関して、カナダ・メキシコ・EU・豪州・韓国・ブラジル・アルゼンチンについては、5月1日までの適用除外が定められましたが、日本は中国などと同じく適用対象に残りました。

 トランプ大統領は大統領選の時点から
中国、メキシコに加え、日本を貿易問題で批判のターゲットとする姿勢を示してきました。
 安倍首相との親密な関係などもあり、そのターゲットが中国を狙い撃ちにしていた感がありますが、ここにきて戻ってきたという印象。

 今回関税対象から外れた国は、北米自由貿易協定(FTA)交渉中のカナダ、メキシコ、先月27日に米韓FTAの見直しで大筋合意と報じられた韓国などFTA関係で進展の期待できる国か、そもそも対米貿易で赤字の国に限ったように見えます。

 米国は今回の日米首脳会談で二国間FTAを求めてくる可能性もありますが、日本側の姿勢は、先月米国を除く形で合意したTPPの推進であり、今回の会合で二国間FTAを認める可能性は低いと見られます。

 市場の注目は日本側が何を譲歩してくるのか。トランプ大統領としては、11月の中間選挙でのアピールとなり得る自動車や農産物での譲歩を引き出したいところですが、対米貿易黒字の大半を占める自動車に関しては日本側が米国車に関税をかけていない一方、米国側は日本車に関税をかけているなど、既に打てる手は相当打ってきた歴史的経緯があり難しい。かといえ農産物で安易な譲歩を行うとは考えにくくその他の項目でかわそうとするとトランプ大統領の対日批判が強まる可能性も。

 この場合、ドル売り円買いの大きな材料となる可能性があり要注意です。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

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