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株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド

【来週の注目材料】今年のテーマは米物価!<米消費者物価指数>

配信日時
2018年1月6日(土)17:00:00
掲載日時
2018年1月6日(土)17:10:00

 2018年外国為替市場で最も注目されるテーマとなりそうなのが米FRBの利上げ動向です。
 12月のFOMCにおいて示された参加メンバーによる金利見通し(ドッツ)では今年3回の利上げ見通しが大勢となりました。
 もっとも金利市場動向から割り出した利上げ確率を見ると今年中に2回の利上げ見通しがもっとも高く、次いで年3回、年1回の見通しも無視できない程度あるという状況でドッツに比べてやや慎重な見通しが目立つ状況です。

 こうした市場の見通しが今後どう変化していくのかによってドル円をはじめ、ドルがらみの通貨ペアの動向が大きく変化すると期待されます。

 米FRBの掲げる二大命題は雇用の最大化とインフレのターゲット付近での安定。
雇用に関してはほぼ完全雇用に近い状況にあるとみられていますので焦点は物価動向となります。
4日に発表されたFOMC(12月12日、13日開催分)を見ても、FOMCメンバーによる利上げ見通しの背景として労働市場のひっ迫感からの賃金上昇と、その結果としての物価の押し上げが見込まれており現状でかなり鈍い物価動向が順調に押し上げられることが利上げにつながるとみられています。

 こうした状況の中、今週は11日に米生産者物価指数(PPI)、12日に米消費者物価指数(CPI)が発表されます。 特に注目はCPI。米国のインフレターゲットはPCEデフレータの前年比でCPIではありませんが、ともに消費者の最終消費段階での物価統計で水準はともかく(PCEのほうが一般的に低く出ます)、
動きの傾向は似ることもあり、発表の遅いPCEデフレータ(12月分の発表は1月29日)よりもCPIに市場が反応する傾向があります。

 前回11月分のCPIは、前年比+2.2%と10月分の2.0%から上昇も同コアは前年比%+1.7%と10月分および事前予想値の+1.8%よりも鈍い数字となりました。

基本的にCPIよりも低く出る米国のインフレターゲット対象指標PCEデフレータは前年比+1.8%、同コア前年比+1.5%にとどまっており物価鈍化傾向が継続しています。

 そうした中、12日に発表される今回のCPIですが、前年比が+2.1%と鈍化見込み、同コアは+1.7で横ばいと厳しい状況が続きます。

 全体のCPIの鈍化自体は、11月に比べて12月はガソリン(全米全種平均)が約3.1%も下がっているため、仕方のない部分がありますが、コアが伸びてこない状況はやや厳しい印象。
 
 4日のFOMC議事録では労働市場のひっ迫による賃金上昇圧力で、今後緩やかに物価上昇が進むと示されていることもあり現時点での水準を強く懸念する必要はありませんが、
予想をさらに下回るような数字が出てくると、いったんドル売りが強まる可能性が高そうです。

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