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今週のまとめ12日25日から12月29日の週

配信日時
2017年12月30日(土)08:00:00
掲載日時
2017年12月30日(土)08:10:00

 25日からの週は、クリスマス週とあって取引は閑散。クリスマス休暇明けにはややドル売りが優勢になった。クリスマス前に進んだ米債利回りのフラット化の動きが再燃したことが背景。この週は主要な米経済指標発表はみられず手掛かり難となっており、年末を控えた調整の動きが中心だったもよう。ドル円は112円台、ユーロドルは1.20近辺へとドル安方向に水準を修正した。ドル安傾向の一端には資源国通貨買いの影響もあった。NY原油先物が60ドル台乗せ、金やパラジウム、銅など金属相場の上昇などが背景。株式市場は、やや調整が散見されたが今年の高値圏を維持する株価指数が多く、年末にかけてのリスク動向にカゲリはみられていない。

(25日)
 東京市場は、膠着状態。クリスマスということで世界的に休場となる市場が多く、アジア市場では香港、シンガポール、豪州、NZなどが休場で取引が閑散としている。日本や中国市場などは開いているが、様子見ムードが強く、目立った動意は見られず。ドル円は113.30付近、ユーロドルは1.1840-50レベル。この後の海外市場は基本的に休場となるため、午後に入っては様子見ムードが一段と強まっている。

 ロンドン、NY市場はクリスマスのため休場。

(26日)
 東京市場は、膠着状態が続いた。シンガポール市場が開くなど、アジア市場での取引は昨日よりも回復しているものの、香港、豪州、NZなどの市場がクローズしているうえに、この後の欧州市場が休場していることで、取引を手控える動きが強まった。ドル円は113円30銭近辺でのもみ合い。朝方発表された日本の雇用統計、消費者物価指数などは好結果を示したが、市場の反応は特にみられず。

 ロンドン市場は、ボクシングデーのため休場。欧州大陸諸国もクリスマス関連の休場。

 NY市場は、ドル売りが優勢。ロンドンがボクシングデーで休場となるなど欧州勢はほぼ休みとなる中、市場参加者は少ない。NY時間に入って米国債利回りが下げに転じているほか、米株式市場でIT・ハイテク株に売りが広がっていることや原油高がドルを圧迫していたようだ。ドル円は113.15近辺まで下落。ユーロドルは1.18台半ばで底堅い。ポンドドルは1.33台後半に上昇。原油高を受けてカナダドルが強い。カナダ円は89円台に上昇。

(27日)
 東京市場は、ややドル安に。ドル円は113.20台での揉み合いが中心。仲値にかけて113.36レベルまで上昇も上値は重かった。午後には米債利回りがやや低下し、ドル売りに。ユーロドルは1.18台後半でジリ高。豪ドルは鉄鉱石価格上昇を背景に対ドルで買われた。

 ロンドン市場は、資源国通貨が堅調。前日の原油高や金属相場の上昇が背景。豪ドル円は一時88円台乗せ、カナダ円は89円台後半へと上昇。ポンドも北海原油産出国の連想買い。ポンド円は一時152円台をつけた。ユーロドルは1.19近辺へとじり高。ドル円は113円台での上下動。年末の薄商いで値が飛びやすかった。政治関連の報道や経済統計発表もなく、材料難。

 NY市場では、全体にドル売りが優勢。米10年債利回りが下げており、イールドカーブが再びフラット化する傾向がみられた。ドル円は引き続き113円台前半で神経質な動き。本日は年内受け渡し最終売買日となる。年末を控えた薄商いの中で、円売りのフローが持ち込まれたものと思われ、特に対ユーロでの円売りがドル円をサポートしたようだ。ユーロ円は135円手前まで一時上昇し、2年2ヵ月ぶりの高値水準に。ユーロドルは1.1910近辺まで上昇。ポンドドルは1.34台に一時乗せた。対円は152円台に上昇。

(28日)
 東京市場は、ドル円が下落。午前7時にはスワップポイントの調整で113.10台へと下落。午後には北朝鮮がミサイル発射の兆候との一部報道を受けて日経平均の下落とともに113円台を割り込んだ。ユーロドルは1.1926近辺に高値を伸ばした。日経平均は127円安で引けた。

 ロンドン市場は、ドル売り先行後、資源国通貨は反落した。序盤はドル売り。ドル円は112.67レベルまで下値を広げた。その後は112円台後半での揉み合いに。豪ドル/ドルは序盤に0.78台に乗せたが、その後は0.77台後半へと売り戻されている。ドル/南アランドは年初来安値をつけたあと反発。ユーロドルは序盤に1.1947レベルまで上昇も直近高値には届かず1.19台前半での揉み合いに。

 NY市場では、ドル安水準での推移。年末を控えた調整圧力が優勢で、ドルの上値が重い。ドル円は112円台後半で上値重く、ユーロドルは1.1960近辺まで一段高。ポンドドルは1.34台半ばまで上昇。ただ、一段のドル安の材料にも欠けており、揉み合いに。来年に向けた話題としては、ユーロ関連ではイタリア総選挙、英国ではEU離脱交渉の第2フェーズの行方が注目されていた。
 
(29日)
 東京市場は、小動き。ドル円は112円台後半での揉み合い。序盤の上値トライも113円台手前までに留まった。ユーロドルは1.19台前半から半ばでの揉み合い。前日レンジ内での取引。日経平均は小幅安で引けたが、水準は26年来の高値水準で取引を終えた。正月休みを前に値動きは限定的だった。

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。ドル円が112.50近辺へと下押しされたほか、欧州通貨買いが目立っている。ユーロドルは1.20手前水準、ポンドドルは一時1.35台乗せへと買われた。序盤に売りが優勢だった豪ドルも買い優勢に転じている。前日からのドル売りの流れに弾みが付く格好となっている。ただ、米債利回りの低下は小幅に留まっている。ポンド買いについては、労働党政権となれば再び国民投票が行われる可能性との一部報道も材料視されたもよう。

 NY市場は、引続きドル売りが優勢となり、ロンドンフィキシングにかけてその動きが加速した。年末に向けたバランスシートの調整の動きと思われるが、その動きに短期筋も加わっていたようだ。ドル円も序盤は下値模索が続き、一時112.50を割り込んでいた。しかし、その水準を下回ると断続的に買いも入る中、フィキシング前後から買い戻しが強まり、112.70付近まで買い戻されている。ユーロ円が昨年10月以来の135円台に上昇したこともサポートとなっていたようだ。

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