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<今週の材料>目前に迫った独・NZの選挙前動向に注意

配信日時
2017年9月17日(日)17:00:00
掲載日時
2017年9月17日(日)17:10:00

 23日、24日に予定されている欧州とオセアニアの選挙を前に
動向への注目が集まっています。

 23日にはニュージーランド議会、24日にフランス上院、ドイツ連邦議会の選挙が予定されています。

 ドイツの選挙に関しては
もともと今年秋の大きな注目材料といわれていました。
移民問題でメルケル首相および与党CDU/CSU連合が支持率を一時大きく落とし
選挙戦がかなり厳しくなるという見方が広がっていたのです。

 しかし、経済の持ち直しなどもあって
メルケル首相の支持率はここにきて急速に上昇。
かなりの高水準となっています。
首相が率いる与党CDU/CSU連合も
直近の世論調査の支持率が37%。
このところ同水準での支持率を維持しており
野党勢力にかなりの差をつけています。

 一方、最大野党SPDは最新世論調査の支持率が20%と、
今年に入っての最低水準まで沈んでおり
与党の勝利とメルケル首相の4選が確実視される状況となっています。
その分為替市場に関しては、
大きな材料とはなりにくそうです。

 一方波乱要素が大きいのがNZです。

 7月ごろまで与党国民党が圧倒的な支持を集めていたのですが
8月1日に、最大野党労働党の党首が交代。
新党首となったアーダーン党首の人気などを背景に
労働党が一気に支持率を伸ばしており、
8月末以降の世論調査では、調査によって国民党と労働党がトップが違うという大混戦となっています。

 市場はリーマンショック後に財務相に就任し、
リーマンショック後の財政赤字を解消し、高成長を導いたうえで
昨年末に首相に就任。
昨年度の経済成長率+3.8%を記録したNZ経済の立役者となったイングリッシュ現首相への信頼がかなり高く
世論調査で国民党が優勢になるとNZドル買い、
労働党が優勢になるとNZドル売りという状況が続いています。
ここにきて、世論調査ごとに結果が揺れていることもあり
かなり不安定な展開が続いています。

 今週は、ぎりぎりまでこうした神経質な状況が続くと見られます。

また、見通しが分かれている分、
実際の結果でかなり相場が揺れそうです。
特に労働党が勝利した場合、かなりのNZドル売りが予想される点に要注意です。

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