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米CPI受け2年債利回りの下げ目立つ=NY債券概況

配信日時
2017年8月12日(土)05:45:00
掲載日時
2017年8月12日(土)05:55:00

米国債利回り(NY時間16:41)
2年債   1.290(-0.035)
10年債  2.189(-0.009)
30年債  2.786(+0.013)
期待インフレ率  1.796(-0.019)
※期待インフレ率は10年債で算出

 きょうのNY債券市場で10年債利回りは低下。この日発表の米消費者物価(CPI)が予想を下回る内容だったことで、年内の米利上げ期待が後退している。CMEがFF金利先物の取引から算出しているFEDウォッチでは年内の利上げ確率は36%程度まで下がっている。前日は47%程度だった。

 特に政策金利に敏感な2年債利回りの下げが目立っていたことがその表れであったように思われる。

 とはいえ、コアCPIは小幅ながらも4ヵ月連続で前月比増加しており、前年比では1.7%を維持している。利上げが全くできないというほどの弱さでもなく、この先の指標を更に確認したい面もある。

 この日もカプラン・ダラス連銀総裁とカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁の2人の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、2人ともハト派色が強い総裁でもあり、年内利上げには慎重な見解を示していた。

 2-10年債の利回り格差は90(前日87)に拡大。短期ゾーンの下げに伴うブル・スティープ化の動き。

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

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