「FX海外口座の選び方を教えて欲しい。」
「海外FX業者選びで失敗したくない。」
・・
man
海外FXの利用を検討している方、利用している方、ともに知りたいのは「稼いでいる投資家はどの海外FX業者・FX海外口座を使っているのか?」とその理由なのではないでしょうか今回は、海外FX業者・FX海外口座の選び方について、投資家の実際の海外FX業者・FX海外口座の利用状況を踏まえ、解説していきます。
目次
失敗しない「海外FX業者の選び方」
まず、「失敗しない」というのが、何を持って「失敗」とするのかによって、選ぶべき海外FX業者は変わってきます。
「失敗 = 海外FX業者の倒産、お金が戻ってこない」ことであれば
倒産リスクの低い、海外FX業者を選ぶべき
ですが
「失敗 = 海外FX業者の出金拒否に遭う」ことであれば
出金拒否をしていない、海外FX業者を選ぶべき
「失敗 = 海外FX業者で損失を出す」ことであれば
スプレッドが狭く、約定力の高い、海外FX業者を選ぶべき
となります。
海外FX歴10年の筆者の見解では
海外FXは、国内FXと比較して
- レバレッジ制限がない
- 追証がない
- トレードの透明性が高い
- MT4・MT5が使える
- ボーナスがある
- トレードできる口座通貨、CFD、仮想通貨などが多い
というメリットがある反面
- スプレッドが広い
- 税金面での優遇がない
というデメリットがある投資となります。
もともと、海外FXをやろうとしている投資家にとっては
ということに他なりません。
teacher
だとするのであれば
- 最大レバレッジが大きい
- 倒産しにくい(=企業規模と日本人向けのサービス提供歴が長い)
- 出金拒否がない(=金融ライセンスを保有している)
- 日本人サポートが充実している
- MT4・MT5が使える
- ボーナスがある
海外FX業者を第一に考えるべきです。
実際に海外FXプロが行っている投資家調査では
海外FXを利用中の投資家:629人へのアンケート調査で
50万円以上の利益を出している方の割合:26.6%
100万円以上の利益を出している方の割合:18.9%
50万円以上の利益を出している投資家が利用している海外FX業者
順位 | 使っている海外FX業者 | 回答数 | 割合 |
---|---|---|---|
1位 | XM | 94人 | 59.10% |
2位 | iFOREX | 13人 | 8.20% |
3位 | AXIORY | 8人 | 5.00% |
4位 | TitanFX | 8人 | 5.00% |
5位 | FxPro | 8人 | 5.00% |
6位 | LAND-FX | 7人 | 4.40% |
7位 | FBS | 7人 | 4.40% |
8位 | FXDD | 5人 | 3.10% |
9位 | GEMFOREX | 2人 | 1.30% |
10位 | eToro | 1人 | 0.60% |
100万円以上の利益を出している投資家が利用している海外FX業者
順位 | 使っている海外FX業者 | 回答数 | 割合 |
---|---|---|---|
1位 | XM | 69人 | 60.50% |
2位 | LAND-FX | 7人 | 6.10% |
3位 | iFOREX | 7人 | 6.10% |
4位 | FxPro | 6人 | 5.30% |
5位 | AXIORY | 5人 | 4.40% |
6位 | FBS | 4人 | 3.50% |
7位 | TitanFX | 4人 | 3.50% |
8位 | FXDD | 4人 | 3.50% |
9位 | GEMFOREX | 2人 | 1.80% |
10位 | eToro | 1人 | 0.90% |
という結果が出ています。
利益を出せている投資家ほど、スプレッドの狭いマイナーな海外FX業者を利用しているイメージがあるかもしれませんが、それは間違えで、利益を出している投資家も、メジャーな海外FX業者「XM(エックスエム)」を利用しているのです。
口座の種類 | スタンダード口座/STP |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.00 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.50 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.60 |
最大レバレッジ | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) |
約定力 | 99.35%を1秒以内に約定 執行率100% リクオート・注文拒否なし |
最低入金額 | 500円相当 |
しかも、「XM(エックスエム)」利用者の割合は
- 投資家全体 → 「XM(エックスエム)」利用者:57.3%
- 50万円以上の利益をあげる投資家 → 「XM(エックスエム)」利用者:59.1%
- 100万円以上の利益をあげる投資家 → 「XM(エックスエム)」利用者:60.5%
ですから、稼ぐ投資家ほど「XM(エックスエム)」利用者の割合は高くなっているのです。
これは
ということを示しています。
さらに海外FXの経験が積みあがっていけば
「XM(エックスエム)」をメインの海外FX業者として
- LAND-FX
- AXIORY
- TitanFX
などの「海外FXの中では狭いスプレッド、高い約定力」がある海外FX業者を併用していくべきなのです。
「XM(エックスエム)」と「LAND-FX」「AXIORY」「TitanFX」ではスプレッドが下記のように違いがあります。
同環境の調査データで
米ドル/円の平均スプレッド(2019年7月の月平均)
- XM:1.90pips
- AXIORY:1.40pips
- TitanFX:1.30pips
- LAND-FX:1.00pips
と「LAND-FX」「AXIORY」「TitanFX」の方が0.5pips~0.9pipsスプレッドが狭いのです。
海外FX業者を選ぶ際の選択肢としては
- メインで利用するのは、信頼性が高く、稼ぐ投資家も多くが利用している「XM(エックスエム)」
- サブとして利用するのは、スプレッドが狭く、約定力の高い「LAND-FX」「AXIORY」「TitanFX」
と考えると良いでしょう。
メイン口座としておすすめの海外FX業者
口座の種類 | スタンダード口座/STP |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.00 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.50 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.60 |
最大レバレッジ | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) |
約定力 | 99.35%を1秒以内に約定 執行率100% リクオート・注文拒否なし |
最低入金額 | 500円相当 |
サブ口座としておすすめの海外FX業者
口座の種類 | Zeroスタンダード口座/STP |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.00 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.33 |
最大レバレッジ | 500倍 |
約定力 | ミリ秒単位の約定スピード |
最低入金額 | 2万円相当 |
口座の種類 | ナノ口座/MT4/ECN |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.30 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 0.10 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 0.60 |
最大レバレッジ | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) |
約定力 | 約定率:99.97% スリッページ平均:0.039pips 約定スピード:202.42m/sec |
最低入金額 | 2万円相当 |
口座の種類 | スタンダード口座/MT4/STP |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.00 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.10 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.60 |
最大レバレッジ | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) |
約定力 | 約定率:99.97% スリッページ平均:0.039pips 約定スピード:202ms |
最低入金額 | 2万円相当 |
口座の種類 | オールインワン口座/STP | ガチゼロ口座/STP |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.00 | 0.00 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.20 | 0.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.20 | 0.00 |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 |
約定力 | 99.79%を0.78秒以内に約定 | 99.79%を0.78秒以内に約定 |
最低入金額 | 100円相当 | 5000円相当 |
失敗しない「FX海外口座の選び方」
man
海外FX業者の場合は、下記の種類の口座を提供していることが多いです。
口座の種類
初心者用の口座
名称:ビギナー口座、マイクロ口座
特徴
- 最大レバレッジが大きい
- 最低入金額が小さい
- 最低取引量が小さい
- スプレッドが広い
一般的な口座
名称:スタンダード口座、ノーマル口座
特徴
- 最大レバレッジが平均的な設定
- 最低入金額が平均的な設定
- 最低取引量が平均的な設定
- スプレッドが平均的な設定
上級者向けの口座
名称:プロ口座、エグゼクティブ口座
特徴
- 最大レバレッジが小さい
- 最低入金額が高い
- 最低取引量が高い
- スプレッドが狭い
ECN口座
名称:ECN口座、ゼロスプレッド口座
特徴
- スプレッドが狭い
- 取引手数料が発生する
「トレードコストの安さ」で考えると
- 上級者向けの口座(プロ口座、エグゼクティブ口座)
- ECN口座(ECN口座、ゼロスプレッド口座)
- 一般的な口座(スタンダード口座、ノーマル口座)
- 初心者用の口座(ビギナー口座、マイクロ口座)
となっているため
利用できるなら(口座の利用条件がクリアできるのであれば)
- 上級者向けの口座(プロ口座、エグゼクティブ口座)
- ECN口座(ECN口座、ゼロスプレッド口座)
を選ぶと良いでしょう。
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前述した通りで、海外FX業者を選ぶ際に「スプレッドの狭さ」はある程度外して、「信頼性」で選ぶべきと回答しましたが
海外FX業者が決まったうえで、海外FX口座を選ぶのであれば
「スプレッドが狭い」口座の方が有利
と考えます。
ただし、
- 上級者向けの口座(プロ口座、エグゼクティブ口座)
- ECN口座(ECN口座、ゼロスプレッド口座)
の場合は
- 最低入金額が10万円以上
- 最小取引ロット0.1ロット(1万通貨)
のような条件がある口座がほとんどですので
「一回の取引量は1000通貨程度に抑えたい。」
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という方は
- 一般的な口座(スタンダード口座、ノーマル口座)
を選ぶと良いでしょう。
スプレッドがかなり広めに設定しているので、初心者では利益を出しにくい設定になっているからです。
teacher
一般的な口座(スタンダード口座、ノーマル口座)とECN口座(ECN口座、ゼロスプレッド口座)はどちらが有利なの?
ECN口座(ECN口座、ゼロスプレッド口座)の方がスプレッドが狭い設定が多いです。
例
「XM(エックスエム)」
同環境の調査データで
米ドル/円の平均スプレッド(2019年7月の月平均)
- XM:1.90pips
- XM_ZERO($5):0.30pips
- AXIORY:1.40pips
- AXIORY_ECN($3):0.50pips
という結果があります。
- XMゼロ口座 取引手数料:5ドル(往復1.0pips相当)
- AXIORYECN口座 取引手数料:3ドル(往復0.6pips相当)
ですから、取引手数料をスプレッドに換算すると
- XM スタンダード口座:1.9pips
- XM ゼロ口座:1.3pips
- AXIORY スタンダード口座:1.40pips
- AXIORY ECN口座:1.10pips
となり、ECN口座(ECN口座、ゼロスプレッド口座)の方がスプレッドが狭い設定になっているのです。
FX海外口座を選ぶ際の選択肢としては
利用条件がクリアできれば
- 上級者向けの口座(プロ口座、エグゼクティブ口座)
- ECN口座(ECN口座、ゼロスプレッド口座)
を選ぶ
そうでない場合は
- 一般的な口座(スタンダード口座、ノーマル口座)
を選び、「初心者用の口座(ビギナー口座、マイクロ口座)」は選ばない
ことをおすすめします。
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海外FXの経験が上がってきたら、考えるべきこと
上記の方法で海外FX業者、海外FX口座の利用経験が積みあがってきたら、考えるべきことがあります。
複数の海外FX業者、海外FX口座を併用するポートフォリオを作ること
です。
海外FX業者にも、その業者、その口座の特色というものがあります。
- 米ドル関連の通貨ペアのスプレッドが狭い海外FX業者
- ユーロ関連の通貨ペアのスプレッドが狭い海外FX業者
- 豪ドル関連の通貨ペアのスプレッドが狭い海外FX業者
- コピートレードが強い海外FX業者
- ボーナスが手厚い海外FX業者
- トレードコンテストが手厚い海外FX業者
- MT5が使える海外FX業者
- cTraderが使える海外FX業者
- 無料でVPSサーバーが使える海外FX業者
- PAMM口座が使える海外FX業者
- CFD取引ができる海外FX業者
- 仮想通貨取引ができる海外FX業者
- 国内送金による出金ができる海外FX業者
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ただし、一気に切り替えてしまって、「海外FX業者が倒産して、資金が戻ってこない。」となると最悪ですので
ポートフォリオを作って、複数の海外FX業者(FX海外口座)を併用するべきなのです。
- 信頼性は高いがスプレッドが広い海外FX業者:50%
- 信頼性は低いがスプレッドが狭い海外FX業者:30%
- コピートレードが利用できる海外FX業者:10%
- ボーナスが手厚い海外FX業者:10%
というように資産を振り分けて、併用しておくべきなのです。
複数の海外FX業者(FX海外口座)を併用していると、海外FX業者のサポート担当から、ほかの海外FX業者の評判や危ない場合の注意喚起をもらうこともあります。
teacher