円口座を使える海外FX会社を選ぶべき

円口座を使える海外FX会社を選ぶべき

海外FX会社の口座を開設する際には、口座の基本通貨を選ぶ必要があります。日本でFXトレードをする場合は、FX口座の基本通貨を気にすることはありませんが、海外FXの場合は、口座の通貨が重要になってくるのです。

海外FXでは米ドル建てが基本。日本進出している海外FX業者は日本円口座も可能

海外を拠点にしているFX業者の場合は

基本的には米ドル建ての口座が基本となっています。

これに加えて、ユーロ建て口座、日本円口座の3つの口座が選べるものが多いようです。

米ドル建て口座のデメリット

米ドル建て口座はMT4などもドル建てで見にくい

日本円でのFXトレードになれている方は、米ドル建て口座の場合MT4の証拠金残高などもドル建てで表示されてしまうので、慣れるまでは今一体「いくらの証拠金があるのか?」「○○ドルだから○○円か。」と頭で把握するまでに一瞬のタイムラグが発生してしまいます。

初回の入金時に為替手数料が発生する

日本の銀行口座から、ドル建ての海外FX口座に入金するときに両替しなければならないため、為替手数料が発生します。

円高ドル安がすすめばその分損をする

FX口座も、銀行口座のようなものなので、ドル建てで口座を持つということは、円高ドル安が進めばその分損をするということになります。

米ドル建て口座のメリット

円安ドル高がすすめばその分得をする

逆に円安が進めばその分得をすることになります。

世界通貨の米ドルで資産のリスクヘッジ

日本円は金融危機にも強く、日本の経済力もあり、強い通貨として認識されていますが、今後はどうなるかはわかりません。日本円だけで資産を形成することにリスクを感じる富裕層も増えてきています。海外FXの資金を米ドル建てにしておくことで、はからずも資産のリスクヘッジの効果があるのです。

海外FXで日本円口座がおすすめの理由

米ドル建て口座のメリットデメリットを記載しましたが、基本的には日本円口座をおすすめします。

理由は

  • 日本円での入出金時に無駄に為替手数料が発生しないこと
  • MT4などトレードプラットフォームの表示が円表示でわかりやすいこと

が挙げられます。入出金のたびにFXトレードでもないのに為替手数料が発生してしまうのでは、外貨預金のような無駄が発生していることになります。とくに日本の銀行の為替手数料はFX風に言えば100pipsです。異常に高いスプレッドと言っていいでしょう。

仮にリスクヘッジで米ドルを持ちたいのであれば、日本円口座で米ドルのポジションを長期で持つ方が合理的なのです。

世界を相手に取引をしていて、海外法人なども作っているプロレベルのトレーダーであれば、米ドル建てで資産形成をしている方も多く、この場合は「日本円口座」である必要はありませんが、それ以外の方で特段理由がないのであれば、「日本円口座」を選んでいて問題はないでしょう。

当サイトで紹介している海外FX業者、つまり日本への進出をしている海外FX業者であればほとんどの業者で日本円口座が利用可能です。

日本円口座が使えないものもある!

注意が必要なのはSTPのMT4口座では、日本円口座も使えるのに、独自プラットフォームのECN口座は、米ドル建ての口座だけしか利用できない。

というケースもあります。この場合はどうしてもそのサービスを利用したいのであれば、仕方がないので米ドル建ての口座を開設するようにしましょう。

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