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ダックビル為替研究所

【直前まとめ】好結果を期待<米雇用統計>

 22時半に今年最後の米雇用統計発表が予定されています。
今月のFOMCでの利上げがほぼ確実視される中
金融政策への影響力が高い雇用統計も注目されるところです。
相当弱めの数字が出てこない限り
利上げ見通しを後退させることは難しいと思われますが
来年以降の追加利上げペースに対する見通しにも影響を与えますので
しっかりと数字を追っておきたいところです。

 前回10月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+16.1万人増と
予想の+17.5万人を下回ったものの、
8月分と9月分の同数字が計4.4万人上方修正されており、
合計ではかなりの好結果となりました。
失業率は事前見込み通り4.9%と9月から0.1%の改善。
平均時給が+0.4%と9月の+0.3%から上昇。
イエレン議長が重要視しているといわれるU-6失業率が9.5%と
9月の9.7%から改善するなど、総じて強めの数字となりました。
(U-6失業率 通常の失業率(U-3)に、縁辺労働者や
フルタイムの意思がありながらパートタイムに従事している人などを加えた広義の失業率)

 関連指標では30日のADP雇用者数が
予想の+17.0万人に対して21.6万人の好結果。
前回値が下方修正されていますが
それを差し引いても予想よりも強めです。

1日のISM製造業も予想の52.2、前回値51.9に対して
53.2の好結果でしたが
雇用部門に関しては前月の52.9から52.3にやや低下。
もっとも、好悪判断の境目となる50を超えており、
水準としては悪くありません。

こうした状況を見ると
予想程度の数字は十分に期待できそう。
この場合、直近の数字の堅調さは
来年の追加利上げへの期待につながります。
実際の利上げペース加速には
トランプフレーションによるインフレ加速の懸念が強まる必要があると思われますが
ハードルが下がることがドル買いを誘う可能性があります。

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

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