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ダックビル為替研究所

<直前チェック>米7-9月期GDPに上振れ期待強まる

今週最大の注目材料である米国の7-9月期GDP速報値が本日28日の21時半に発表されます。
前期(4-6月期)は予想の前期比年率+2.5%に対して速報時点で+1.2%と予想外の弱い結果を示した同指標。
(確報値ベースでは+1.4%)
個人消費などは大きく伸びていたものの
在庫投資が予想外にマイナスとなり
全体の足を引っ張った格好となっていました。

今回の7-9月期に関しては、前期の弱めの数字からの反動もあり
前期比年率+2.5%とかなり好調な数字が見込まれています。
在庫調整が一服し、全体を押し上げるとの期待感や
設備投資への期待感
個人消費の堅調な動向などが期待されているようです。

そして直前になって更なる上振れまで期待されています。
26日に発表された9月の前渡商品貿易収支が-561億ドルと
事前見込みの-592億ドルから縮小し、
3月以来の小さい赤字で収まったことや
同日の卸売在庫が予想を上回る+0.2%と3か月ぶりのプラス圏に回復したことなどが
GDPへの期待感につながっています。
また、27日に発表された9月の耐久財受注で、
GDP算出に使われる航空機などを除く非国防資本財受注が予想通り4月以来の伸びを記録したことなどが
上振れ要因とされており、
一部で3.0%を超えるような大きなプラスが期待されているようです。

もっとも、比較的的中率の高いアトランタ連銀の「GDPNow」は
27日付最新の発表で+2.1%と
予想を下回っています。

前回数字を押し上げた個人消費が、さすがに今回は伸びが鈍化するとみられています。

また、在庫統計はブレが比較的大きい指標となりますので
予想の不安定要素となります。
予想を下回り、前期並みとは言わないまでも
2%を割り込むようだと、大きな調整を誘いやすいので、こちらも要注意です。

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

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