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ダックビル為替研究所

1.30台を維持するカナダ、OPEC減産合意を受けてさらなる動きは

 28日にアルジェリアで開かれた非公式会合において、OPECが8年ぶりの減産合意にいたしました。11月の総会で加盟国ごとの具体的な減産についての調整を行うことになりますが、サウジアラビアをはじめ、これまで減産に難色を示していた国が合意に回った意味は大きく、NY原油は大きく上昇しました。
 為替市場ではカナダ買いが目立っています。
昨年の原油生産量世界第4位、埋蔵量では世界第3位といわれる石油大国であり、先進国唯一の純産油国だけに原油高の影響が大きいとみられています。
ちなみに、昨年の原油生産はカナダよりも米国のほうがはるかに多いですが、米国は消費も飛びぬけて多く、生産量だけでは足らずに輸入していますので純産油国(輸出>輸入)扱いにはなりません。

 ドルカナダは1.32台半ばから、合意によって一気に1.30台半ば割れまで急落しましたが、1.30台を維持しています。今月の安値は1.28台前半ですから、まだまだ余力はあるように見えます。

 カナダのもう一つの主力産業自動車関連に関して、8月は若干鈍ったとはいえ、米国での自動車販売はかなり活発となっており、この点からもカナダには追い風が吹いており、もう少しのカナダ高を期待したいところです。

 とはいえ、米国の年内利上げ期待は隣国であり経済的な結びつきが非常に深いカナダにとって大きな影響を与えます。このあたりがドルカナダを支えている様子。

 22日に下値を止めた1.30を割り込むともう一段のカナダ高が期待されるだけに、さてどうなりますか?今日、明日のドルカナダに注目です。

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

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