FX外国為替情報のKlug(クルーク)
為替、海外投資でハイリターンを得るためのニュース、レポート、コラムを掲載

高野やすのりののりのりFX

トランプ政権懸念とFOOMC議事録でドル売り

昨日の海外時間には、トランプ米大統領が製造業評議会と戦略・政策フォーラムの解散を発表したことと、公表された米FOMC議事録でインフレ率の低迷に懸念が示されたことからドルが売られました。

欧州時間序盤、ややユーロ買いが優勢となっていましたが、「ドラギECB総裁は来週末に行われるジャクソンホールのシンポジウムで新たな政策メッセージを示さない」と報じられたことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.1690付近まで、ユーロ円は129.60円付近まで下落しました。ただこのユーロ売りは続かず、発表された英雇用統計が予想よりも良い結果となって買われたポンドにつれ高となって、ユーロドルは1.1730台まで、ユーロ円は130.10円台まで上昇しました。しかしその後再びユーロ売りが優勢となって、ユーロドルは1.1690台まで、ユーロ円は129.60円付近まで下落しました。この間ドル円は110.80円台を中心とした非常に狭いレンジ内の取引が続きました。

NY時間にはいってからは、特段の材料もない中各通貨ペアとも小動きとなっていました。

NY時間午後になって、原油統計をうけた原油相場と米長期金利が下落する中「米大手化学メーカー3MのCEOがトランプ米大統領の製造業諮問委員を辞任する」と報じられるとドルとNYダウが売られはじめました。約1時間後トランプ米大統領が「製造業諮問評議会と戦略・政策フォーラムを解散する」と発表すると、ドル、株価、米長期金利、原油相場が一段と下落し全般的なドル売りが強まって、ドル円は110.20円台まで下落し、ユーロドルは1.1740台まで上昇しました。

その後米FOMC議事録が公表され、「(多くの参加者は)インフレ率が現在見込まれているよりも長い期間、2%未満にとどまる可能性」「(幾人かは)インフレ見通しへのリスクは下方向に傾斜している可能性がある」などとインフレ率に関して弱気な意見が目立ち米長期金利、株価、原油相場などが一段と下落幅を拡大、ドル売りも強まって、ドル円は110.00円台まで下落し、ユーロドルは1.1770台まで上昇しました。

東京時間にはいって、日経平均が軟調に推移していることから円買いが優勢となっています。

今日の海外時間には、英・7月小売売上高指数、ユーロ圏・6月貿易収支、ユーロ圏・7月消費者物価指数(確報値)、米・8月フィラデルフィア連銀景況指数、米・新規失業保険申請件数、米・7月鉱工業生産/設備稼働率、米・7月景気先行指数の発表のほか欧州中央銀行(ECB)議事要旨の公表、カプラン・米ダラス連銀総裁の講演が予定されています。

最新の高野やすのりののりのりFX

高野やすのり(たかの たすのり)

高野やすのり(たかの たすのり)

慶應義塾大学商学部卒。チェース・マンハッタン銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)、スイス・ユニオン銀行(現UBS銀行)、ファースト・シカゴ銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)などでインターバンクディーラー業務に従事。
20年以上に亘り、外国為替市場の第一線で活躍。 2004年より為替市場の中の様々な立場で長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。
2009年2月からFXプライム株式会社勤務。現在、ラジオNIKKEI「夜のトレード酒場」、東京MXTV「マーケットワイド第2部」などに出演中。

現 FXプライム株式会社・チーフストラテジスト
NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
「みんなの外為」オフィシャル会員

メールマガジン

山岡和雅が毎日発行!
外国為替ディーラーの心の中

毎日の為替相場を、市場参加者の目を通して判り易く解説。為替ディーラーの本音は?【まぐまぐ殿堂入り】

バックナンバー

朝刊 ニューヨーク為替市場レポート
米国市場の動きを、朝一番に配信!! FX、外国為替、米国株、米国金利など、テレビやWEBサイトでは得られないニューヨーク金融市場情報のほか、アナリストの独自解説も配信します。

バックナンバー

powered byまぐまぐトップページへ

URL変更のお知らせ

KlugFXのURLはhttp://klug-fx.jpへ変更となります。お気に入りやブックマークなどに登録されているご利用者さまは、お手数ですが下記の新URLへの変更をお願いいたします。

http://klug-fx.jp