FX外国為替情報のKlug(クルーク)
為替、海外投資でハイリターンを得るためのニュース、レポート、コラムを掲載

高野やすのりののりのりFX

G20、仏大統領選挙、想定内の結果でリスク回避後退

週末に行われたフランス大統領選挙第1回投票で、予想通り独立系候補マクロン氏と国民戦線のルペン氏が決選投票への進出が決定したことから、リスク回避が後退してユーロが買われ円が売られています。

金曜日の欧州時間、発表された英・3月小売売上高指数が弱い結果だったことからポンド売りが強まる中、全般的にリスク回避の動きで円とドルが買われ、ドル円は109.00円台まで、ユーロドルは1.0680台まで、ユーロ円は116.50円台まで下落しました。

その後NY時間にかけて、G20の結果と日曜日のフランス大統領選挙が意識される中米長期金利が低下したことから円買いが強まって、ドル円は108.80円台まで、ユーロ円は116.40円台まで、ユーロドルも1.0680台まで下落幅を拡大しました。

NY時間午後にトランプ米大統領が「税制改革の計画を26 日に公表する」と述べたことが報じられると米長期金利が反発する中リスク回避姿勢が後退し、ドル円は109.30円台まで、ユーロドルは1.0720台まで、ユーロ円は117.00円台まで反発しました。

先週行われたG20ではムニューシン米財務長官がIMFに「加盟国の為替相場を厳しく分析すべき」と要求しましたが、加盟国への個別の非難がなかったこと、G20全体では「自由貿易が各国と世界の経済成長に重要との認識を共有」したこと、「自国通貨の競争的な切り下げは避けるといった為替政策の国際合意」が再確認されたことから市場への大きな影響はありませんでした。

また日曜日に行われたフランス大統領選挙第1回投票では、大方の予想通り中道・独立系候補マクロン氏と極右・国民戦線のルペン氏が決選投票への進出が決定しました。マクロン氏が第1位だったことや、このところ勢いがあった反EUで急進左派のメランション氏が決選投票に進まなかったことなどからこのままマクロン氏が5月7日の決選投票でフランス大統領に選出される、との見方が強まって、リスク回避の巻き戻しでユーロ買い、円売りが強まって、一時ユーロドルは1.0930台まで、ユーロ円は120.90円台まで、ドル円も110.60円台まで上昇する場面もありました。

今日の海外時間には、独・4月IFO景況指数の発表と、カシュカリ・米ミネアポリス連銀総裁の講演が予定されています。

最新の高野やすのりののりのりFX

高野やすのり(たかの たすのり)

高野やすのり(たかの たすのり)

慶應義塾大学商学部卒。チェース・マンハッタン銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)、スイス・ユニオン銀行(現UBS銀行)、ファースト・シカゴ銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)などでインターバンクディーラー業務に従事。
20年以上に亘り、外国為替市場の第一線で活躍。 2004年より為替市場の中の様々な立場で長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。
2009年2月からFXプライム株式会社勤務。現在、ラジオNIKKEI「夜のトレード酒場」、東京MXTV「マーケットワイド第2部」などに出演中。

現 FXプライム株式会社・チーフストラテジスト
NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
「みんなの外為」オフィシャル会員

メールマガジン

山岡和雅が毎日発行!
外国為替ディーラーの心の中

毎日の為替相場を、市場参加者の目を通して判り易く解説。為替ディーラーの本音は?【まぐまぐ殿堂入り】

バックナンバー

朝刊 ニューヨーク為替市場レポート
米国市場の動きを、朝一番に配信!! FX、外国為替、米国株、米国金利など、テレビやWEBサイトでは得られないニューヨーク金融市場情報のほか、アナリストの独自解説も配信します。

バックナンバー

powered byまぐまぐトップページへ

URL変更のお知らせ

KlugFXのURLはhttp://klug-fx.jpへ変更となります。お気に入りやブックマークなどに登録されているご利用者さまは、お手数ですが下記の新URLへの変更をお願いいたします。

http://klug-fx.jp