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【NY市場】米中首脳会談を控えるなかドル買い優勢に

 きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となった。月末ということもあり、ロンドンフィキシングにかけてドル買いが強まった。年末に向けたドル買い需要を予感される動きでもある。

 一方、きょうからG20首脳会談がアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されており、特に明日の米中首脳会談の行方を市場は注目している。その結果待ちの雰囲気も強かったが、きょうのドル買いはそれに向けたリスク回避の動きとの指摘もあった。ただ、それに対しては懐疑的な見方も出ていた。

 その米中首脳会談だが、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表からは楽観的なコメントも出ていたが、市場は慎重に見ているようだ。同代表は「米中首脳会談が成功しなかったなら、それは驚きだ」と述べていた。

 最終合意を期待する向きは少ないが、何らかの前進を示すコメントなどは期待できるのかもしれない。どのような結果になるか未知数だが、いずれにしろ週明けの市場の反応次第といった状況ではある。

 ドル円は買戻しが優勢となりストップを巻き込んで一時、113.70円付近まで上昇。米10年債が3%を下回ったことで終盤は伸び悩んだものの、しっかりとした展開が見られた。

 パウエルFRB議長の講演を受けて来年の米利上げ期待が後退しており、週後半の為替市場はドル売りが優勢となっていた。ドル円も113円台前半まで下落していたが、一方で米株の買い戻しが見られる中、下値も底堅く113円台は維持されている。きょうの21日線は113.40円近辺に来ていたが、その水準は堅持しており、上向きの流れは維持している。

 ユーロドルは戻り売りが優勢となり、1.13ドル割れを試す動きも見られた。きょうの下げで再び21日線を下回っている。今週はユーロドルも下げ渋る動きを見せていたが、ドイツの指標に弱い内容が相次いだことから、ユーロ経済への不安感も台頭しており、ユーロはドル安の受け皿に成り得ていない。

 来月のECB理事会では資産購入終了が発表されることが確実視されているが、次のステップである利上げに向けた強いメッセージまでは期待薄のようだ。

 ポンドドルも売りが強まり、1.2740ドル近辺に下落。ただ、対ユーロではポンドは買い戻されており、下げ一服感も見せている。きょうはポンド安よりもドル買いがポンドドルを下押しした模様。

 ポンドに関しては、メイ首相がEUと合意した離脱案に関して、12月11日の英下院での承認投票が待たれるところ。メイ首相はもし議会が否決すれば、合意なき離脱のリスクに言及していた。きょうは離脱強硬派のフォックス国際貿易相がメイ首相案への賛同を正式に表明していたが、なお事態は混沌としている。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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