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【NY市場】米中首脳会談巡って神経質な動き ドル円は21日線は維持

 きょうのNY為替市場は前日からのドル売りの動きは一服していたものの上値は重い。明日からのG20首脳会議に市場の関心が集まっており神経質な動きが続いている。特に12月1日に予定されている米中首脳会談の動向に注目しているようだ。市場では最終合意への期待感は薄いものの、何らかの前向きなアクションはあるのではとの期待もあるようだ。ダウジョーンズは「米中は緊張緩和に向けた合意を模索している」と伝えていたが、トランプ大統領も「中国は合意したがっている。それに近づいている」と述べていた。

 ただ、何らかの前進は見られるのかもしれないが、最終合意ができるとまでは考えにくく、25%への関税引き上げは実施されると見ている向きは少なくない。

 なお、午後に入ってFOMC議事録が公表されたが、金利に対して柔軟なアプローチの必要性を検討していたことが明らかとなった。発表直後は振幅したものの、大きな反応には至らなかった。

 ドル円はNY時間に入って下げ渋っている。前日のパウエルFRB議長の講演を受けた下落の流れで113.20円付近まで一時下落。21日線を下回る動きも見られていたが、反落して始まった米株式市場も下げ渋る動きも見せており、ドル円も113.50円付近まで買い戻されている。21日線はひとまず維持された格好。

 ユーロドルは1.13台後半での上下動に終始。ユーロドルが買い戻しの動きが見られ1.14ドル台を付ける場面もあった。しかし、1.14ドル台を固める動きまでには至らず上値は依然として重い。NY時間の朝方にドイツの消費者物価指数(HICP)の速報値が発表になっていたが予想を下回っていた。今月発表のドイツの経済指標は弱い内容が多く見受けられるが、ECBは景気回復に対して強気なスタンスを崩しておらず、12月の理事会では予定通り量的緩和(QE)を終了してくるものと見られる。ただ、来年の景気に対して強気な見通しを示してくるかは未知数。償還債券の再投資など何らかの逃げ道は示してくるものと見られている。

 ポンドは逆に戻り売りが優勢。対ドルでも下落しており、ポンドドルは1.2760ドル近辺まで下落した。きょうは英国債利回りも低下しているが市場は、次回の英中銀の利上げ見通しを従来の2020年3月から5月に後退させた模様。

 12月11日に予定されている英EU離脱合意に対する英下院の信任投票に注目が集まっている。メイ首相は「否決されるなら、合意なき離脱の用意をすべき」と述べていた。ただ、市場では議会での承認は得られないかもしれないが、合意なき離脱の可能性は小さいと見ている向きも少なくないようだ。いずれにしろ、英下院の採決までは、ポンドは神経質な展開も予想される。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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