FX外国為替情報のKlug(クルーク)
為替、海外投資でハイリターンを得るためのニュース、レポート、コラムを掲載

みんかぶFXとの統合のお知らせ

平素はKlugFXをご利用いただきありがとうございます。KlugFXは12月8日をもって、みんかぶFX(https://fx.minkabu.jp/)と統合いたします。KlugFXをご利用いただいているユーザーの皆様には、みんかぶFXをご利用くださいますようお願い申し上げます。

株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド

【NY市場】ドルへの消去法的な買い続く ドル円は上値追い

 きょうのNY為替市場もドル買いが続いた。米景気への先行き不透明感も台頭して来ており、米利上げ期待も後退している。ただ一方で、英国や欧州のほうも不安定でドルは消去法的に買われているようだ。この日はクラリダFRB副議長の発言が伝わっていたが、「漸進的な利上げが適切」と述べ、これまでとスタンスに変化はないもののドルをサポートした。明日はパウエルFRB議長の講演が予定されており注目される。

 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がトランプ大統領が2000億ドル相当の中国製品に対する関税を10%から25%に引き上げるとの見通しを示したと伝え、今週の米中首脳会談への期待は後退していたが、元々市場の期待感が小さかった面もあっただけに、さほどネガティブは反応は広がっていない。

 なお、これについてクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「米中首脳は12月1日に夕食の席で会談。トランプ大統領は会談の成果に期待する一方で追加関税の用意もある」と述べていた。

 ドル円はNY時間に入って買いを強め113.85円近辺まで一時上昇。前日上値を拒んだ113.65円付近を突破して来ている。依然として膠着感は強く113円台での推移ではあるものの、上値追いの動きは続けている。
 
 米株の買い戻しが続いていることもドル円をサポート。アマゾンが、サイバーマンデーの販売が過去最高になったと発表した。市場には、直近の株急落で景気の先行きに対する不安感が強まっているが、足元の消費の強さから少し見守る動きも出て来ているのかもしれない。目先は114円と114.20円付近が上値レジスタンスとして意識される。

 一方、ユーロドルは売りが強まり1.13ドルを割り込んだ。NY時間に入ってドル買いが強まったほか、ドイツ誌ウィルトシャフツウォッヘが、トランプ大統領が今週のG20首脳会議後に自動車に対する関税を課す可能性を伝えている。欧州委員会のマルムストローム委員(貿易担当)も自動車関税のリスクはまだ続いていると言及していた。

 ユーロドルはストップを巻き込んで1.1280ドル近辺まで一時下落。目先は1.1265ドル付近が下値サポートとして意識される。

 ポンドも下値模索が続いており、ポンドドルは1.27ドル台前半まで値を落とした。10月末に1.27ドルを一時割り込んだがサポートされていた。再度、その水準割れを試す動きとなっている。

 メイ首相とEUは離脱案で合意したが、英議会がそれを承認するか不透明な部分が大きい。英下院では12月11日に投票を行うとしており、12月4日から審議が始まる。

 また、これまでメイ首相を支持してきた北アイルランドの民主統一党(DUP)のフォスター党首は、北アイルランドがEUの規律に縛られるとして、この合意に反対姿勢を示している。DUP内からも党首の反対姿勢に異論を唱える党員は少ないようだ。依然としてメイ首相は去就も含めて厳しい立場に立たされており、ポンドは上値の重い展開が続いている。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

メールマガジン

山岡和雅が毎日発行!
外国為替ディーラーの心の中

毎日の為替相場を、市場参加者の目を通して判り易く解説。為替ディーラーの本音は?【まぐまぐ殿堂入り】

バックナンバー

朝刊 ニューヨーク為替市場レポート
米国市場の動きを、朝一番に配信!! FX、外国為替、米国株、米国金利など、テレビやWEBサイトでは得られないニューヨーク金融市場情報のほか、アナリストの独自解説も配信します。

バックナンバー

powered byまぐまぐトップページへ