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株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド

【ロンドン市場】ユーロドル1.13台割り込む、ドル高進行

 12日のロンドン市場は、ドル高が進行している。ロンドン朝方からポンドが軟調に推移、連れてユーロも下落。ユーロドルにとっては1.13ちょうどレベルが強いサポート水準となっていたが、今日のこの水準を割り込んだ。一気に1.12後半に下落し、1.1250レベルを割り込んだところでようやく下げ止まっている。ただ、戻りは鈍い。ポンドドルは1.29台を東京午後に割り込んでからは売りが継続。ロンドン序盤には1.28台前半まで軟化した。ドル円はロンドン早朝に114.21レベルまで高値を伸ばし、ドルが全面高となった。ドル指数は2017年6月以来のドル高水準となっている。ただ、欧州株が寄り付き高値状態でその後は下げに転じており、リスク回避の円買い圧力も加わった。ドル円は113.80台まで反落。ユーロ円やポンド円は128円台、146円台の大台割れ目前まで下落した。足元では、NY市場がベテランズデーのため取引量が減少することが予想されており、やや値動きは一服している。ポンドにとっては英EU離脱交渉にまだ進展がみられないこと、ユーロにとってはイタリア予算案があすのEU期限を控えて修正されない見通しであることなどが重石となっている。米債券取引は休止となっているが、欧州ではドイツ債や英国債利回りが低下しており、欧州通貨安の一因ともなっている。

 ドル円は113円台後半での取引。ロンドン朝方に114.21レベルの高値をつけたが、114円台は維持できていない。欧州株が寄り付き高値で下落に転じており、リスク回避の円買い圧力が加わった。113.80台へと押し戻されて、東京市場からの上昇をほぼ解消している。

 ユーロドルは1.12台後半での取引。ロンドン朝方に重要なサポート水準だった1.1300レベルを割り込むと、売りが殺到した。1.1270近辺でいったん売買が交錯したが、その後1.1240レベルまで下押しされた。足元ではやや下げ渋りも1.13台は遠くなっているもよう。ユーロ円は東京市場からは一変して売りが強まった。129円を割り込むと128.14レベルまで本日安値を広げた。イタリア予算をめぐっては、あすがEUへの修正予算案提示の期限となっているが、イタリア政府にはその気はないようだ。コンテ伊首相は、きょうは予算に関する閣議を開催する予定はない、としている。

 ポンドドルは1.28台後半での取引。東京午後に1.29台を割り込むと、ロンドン市場でも下値を広げる動き。一時1.2828レベルまで安値を広げた。その後も戻りは1.2870近辺までにとどまっている。ドイツ国債とともに英国債利回りも低下しており、欧州通貨売り圧力となっている。ポンド円は147円割れから146.10近辺まで安値を広げた。足元では146円台半ばでの揉み合いとなっている。週末にはジョンソン英運輸相が辞任を表明、他に4名の閣僚が辞任するとの記事がでていた。ただ、英首相報道官は、その他の閣僚の辞任については否定している。きょうはEU離脱関連の閣議はないもよう。トゥスクEU大統領からは、11月EU首脳会開催議のデッドラインは水曜日の夜まで、と釘を刺されており、このままでは11月サミットの可能性はかなり低くなっているようだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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