FX外国為替情報のKlug(クルーク)
為替、海外投資でハイリターンを得るためのニュース、レポート、コラムを掲載

【NY市場】米中間選挙を受けドル売り優勢 株高・円安からドル円は水準堅持

 きょうのNY為替市場、NY時間に入って一服したものの、前日の米中間選挙の結果を受け為替市場はドル売りが優勢となった。一方、米株の買い戻しが加速しており、円安の動きからドル円は113円台を堅持している。

 米中間選挙は予想通りに上院は共和党が過半数を維持した半面、下院では民主党が過半数を奪取した。一部には今後のトランプ大統領の政権運営に支障が出るとの見方も出ているが、市場ではある程度予想されていたことでもあり、市場は無難な通過となった模様。

 逆に今回の選挙結果を受けてトランプ大統領が2020年の再選に向けて経済に力を入れてくるとの期待もある。トランプ政権や共和党が目指す減税第2弾は困難な局面が想定されるものの、インフラは推し進むことが予想される。一方で財政赤字拡大がある程度抑制されるとの見方から、米国債利回りが下げており、ドル安・株高に結びついているようだ。

 11月はドル高が多い月ではあるが、今年はそれがない可能性も指摘されている。その一方で、FRBの利上げが今後も続くことが予想され、ドル資産は更に魅力的になることもあって年末にかけてのドル需要が旺盛に出るとの見方も根強い。

 ドル円はロンドン時間に113円を割り込む場面も見られたものの、NY時間に入って買い戻しが出ており、113円台半ばまで戻している。ダウ平均が500ドル超上昇する中、ドル円はリバウンドの流れを堅持している。

 ユーロドルはNY時間に入って伸び悩んだものの1.14ドル台半ばで推移しており、リバウンドの流れを継続している。きょうの上げで21日線を上回る動きが出ており、明日以降の動きが注目される。ロンドン時間には1.15ドルまで上昇する場面も見られたが、ユーロが買われているというよりはドル売りがユーロドルの買いに結びついている状況。

 英EU離脱協議への楽観的な見通しからポンドの買い戻しが続いている。対ユーロや円でも買いが優勢となっており、ポンド円は一時149円台を回復。200日線を上放れる展開が見られており、目先は10月高値149円台半ばが意識される。

 離脱交渉に関しては、メイ英首相はEU離脱合意の草案をほぼ完成させており閣僚が内閣府に招集されたと一部で報じられていた。ただ、この草案にはアイルランド国境問題の最終的なバックストップ条項は含まれていない。解決策が引き続き話し合われたが合意に達することはなかったという。バルニエEU首席交渉官は、合意にはバックストップ案が必須と述べていた。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

メールマガジン

山岡和雅が毎日発行!
外国為替ディーラーの心の中

毎日の為替相場を、市場参加者の目を通して判り易く解説。為替ディーラーの本音は?【まぐまぐ殿堂入り】

バックナンバー

朝刊 ニューヨーク為替市場レポート
米国市場の動きを、朝一番に配信!! FX、外国為替、米国株、米国金利など、テレビやWEBサイトでは得られないニューヨーク金融市場情報のほか、アナリストの独自解説も配信します。

バックナンバー

powered byまぐまぐトップページへ