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【ロンドン市場】米中間選挙後の米債利回り低下でドル安、欧州株高でクロス円上昇

 7日のロンドン市場は、米中間選挙を通過してドル売りが優勢。米債利回りの低下がドル相場を圧迫。米中間選挙でねじれ議会となることが確定的となり、上下両院のチェック機能を期待して米財政赤字の拡大が抑制されるとの見方がでているもよう。また、株式市場は堅調。欧州株や米株先物が上昇している。東京、アジア株とは違った反応を示している。ドル円は上値が重いものの113円近辺で下落一服。ドル安進行とともにユーロ円などクロス円が高値を伸ばしている。豪ドルにとっては商品市況の上昇が好感された面も。東京市場では、トランプ政権が国内政策の行き詰まりを打開するために、対外強硬路線を強めかねないとの警戒感が広がったが、ロンドン時間にはあまり悲観論は強調されていないようだ。

 ドル円は113円近辺での取引。米中間選挙の結果を受けた米債利回り低下が上値を抑えており、ロンドン市場では安値を112.95レベルまで広げた。ただ、欧州株や米株先物の上昇もあって、その後は113円台をかろうじて回復し、揉み合っている。

 ユーロドルは1.14台後半での取引。東京市場では米中間選挙関連の報道で1.14台での激しい振幅となった。しかし、ロンドン市場に入るとドル安の動きが広がっている。ユーロドルは高値を1.1500レベルまで伸ばした。ユーロ円はロンドン朝方に129.40近辺まで反落したが、その後は欧州株高などリスク選好ムードとともに130円ちょうど近辺へと上昇している。ドイツ鉱工業生産は予想を上回り、イタリア小売売上高やドイツ建設業PMIなどは弱い結果となったが、いずれにも反応薄だった。

 ポンドドルは1.31台後半での取引。東京市場では1.31を挟んで激しく振幅したが、ロンドン市場では買いの流れが継続。高値を1.3175レベルに更新した。ポンド円はロンドン朝方に148.30近辺まで反落したあとは、上昇に転じている。足元では高値を148.96レベルまで伸ばしており、149円の大台をうかがう動きとなっている。この日は特段のEU離脱関連の新規材料はでていない。対ユーロではやや軟調。

 豪ドルは堅調。欧州株式市場では資源関連株が大幅高となっており、資源国通貨買いにもつながっているようだ。米債利回り低下とドル安の動きで商品市況には追い風が吹いている。豪ドル/ドルは0.7300レベル、豪ドル円は82.55レベルに本日高値を更新。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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