FX外国為替情報のKlug(クルーク)
為替、海外投資でハイリターンを得るためのニュース、レポート、コラムを掲載

【NY市場】ドル円は重要局面に 米中間選挙前も警戒感は高まらず

 きょうのNY為替市場でドル円は買い優勢となっており113.50円付近まで上昇した。ここ数日上値を拒んでいた113.30/40円水準を突破する動きが見られており上値期待を高めている。中間選挙の結果を控えて様子見ムードはあるものの、米株の買い戻しが続いており、米国債利回りも上昇していることからドル円もポジティブな反応を見せている。

 中間選挙について世論調査では、上院は共和党が過半数を維持するものの、下院は民主党が過半数を奪取するとの見通しが多い。しかし、トランプ大統領の積極的な遊説もあって共和党も終盤にかけて追い上げており、情勢はなお混沌としている状況。市場は下院は民主党のシナリオで織り込んでいるが、共和党が善戦した場合のシナリオも想定しているようだ。結果判明は現地時間の夜(日本時間8日昼ごろ)と見られる。

 ドル円は目先113.50円を突破して行くか注目だが、中間選挙後もリバウンドの流れを維持できるようであれば、年末にかけて115円を目指す展開も期待されそうだ。いずれにしろ重要局面に来ている。

 ユーロドルは1.14ドル台前半で上下動。この日のドイツの指標が予想外の強い内容となったことで、ロンドン時間には買いも見られた。ユーロドルは1.1440ドル近辺まで上昇し、21日線をうかがう展開も見られたものの、きょうも上値を抑えられている。21日線は1.1450ドル付近に来ている。このところドル買いも一服しており、ユーロドルも買い戻しの流れとなっているものの上値は軽くはないようだ。

 ポンド買いが続いており、ポンド円は148円台半ばまで上昇。ラーブEU離脱担当相の発言から離脱交渉の合意に楽観的な見通しが出ているようだ。先日の英中銀金融政策委員会(MPC)から英中銀がタカ派色を強めていることが明らかとなり、利上げ期待は高い。場合によっては来年の早い時期との見方もあるようだ。利上げの条件は離脱交渉の合意形成で、その行方が明確になればポンドは買われ易いとの指摘も聞かれる。

 ポンド円はきょうで5日続伸。10月に一旦上値を抑えられ142円台まで下落していたが、再び10月高値を試す動きとなっている。10月は149円台半ばで上値を抑えられており150円に到達せず失速していたが、再び150円を目指す動きとなっている。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

メールマガジン

山岡和雅が毎日発行!
外国為替ディーラーの心の中

毎日の為替相場を、市場参加者の目を通して判り易く解説。為替ディーラーの本音は?【まぐまぐ殿堂入り】

バックナンバー

朝刊 ニューヨーク為替市場レポート
米国市場の動きを、朝一番に配信!! FX、外国為替、米国株、米国金利など、テレビやWEBサイトでは得られないニューヨーク金融市場情報のほか、アナリストの独自解説も配信します。

バックナンバー

powered byまぐまぐトップページへ