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ドル高継続、米株やや軟調もしっかり

※忙しい人のサマリー
ドル高継続、米株やや軟調もしっかり

中国株高からアジア株はしっかり

ユーロは往って来いでドル高もありユーロドルは下げる
イタリア問題への懸念後退で一時買いも続かず
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【東京市場】中国株高がリスク警戒感の後退誘う

 朝方は寄り付きから売りが出た日経平均の動向などもあり、リスク警戒のやや優勢な展開で、ドル円も112円35銭近辺まで値を落とすなど、頭の重い展開が見られた。
 しかし、その後ドル円はしっかりの展開となり、112円60銭台まで上昇。
 習近平中国国家主席が民間セクターにゆるぎない支援と中国国営新華社通信が報じたことで、中国株が大きく上昇。上海総合が4.5%高、深セン総合が5%超高を見せる中で、アジアのその他株式も上昇を見せ、リスク警戒感が後退。
 日経平均も前引け前に下げ幅をかなり縮め、後場寄りでプラスに転じて、その後はしっかりの展開に。
 こうした株高に支えられる形で、ドル円、クロス円での円売りが優勢に。ドル円は112円60銭台の高値圏でもみ合った。
 イタリアの予算問題が懸念されるユーロは1.1520近辺。午前中に1.15割れを試す場面が見られるなど、朝方は対ドル、対円で売りがやや優勢な場面が見られたが、リスク警戒感後退での円売りを受けてユーロ円が買い戻されると、ユーロドルもやや値を戻している。

【ロンドン市場】ユーロ買いも往って来い

 先週末のムーディーズのイタリアの格下げは一段階にとどまり、見通しも中立となったことで、市場の警戒感が後退。
ユーロ買いの流れが広がった。市場はジャンク債への流れを警戒していたとみられる。

 ユーロドルは1.1550近辺まで上昇する流れに。

 トリア・イタリア財相の財政赤字のGDP比率を低下させていく、目標に達しない場合は行動を起こすなどの発言が売りに。

 もっともこの動きは続かず、高値から調整が入ると、

 ドル円は112円台後半推移。
序盤に東京市場の高値を超えて112.88近辺まで。

【NY市場】ドル買い優勢

 ドル買い優勢でドル円はしっかり。
113円手前の売りに頭を抑えられたものの112円80銭近辺でもみ合うなど、高値圏推移が続いた。

 ダウが寄り付き後の上昇から下げに転じたことで、一時112円60銭台まで値を落としたが、その後盛り返すなど、下値しっかり感が強まる展開に。

 ユーロドルは1.14台後半推移。
ロンドン朝方に1.15台半ばまで上昇したことで、上値一服感が出ている。

 欧州への警戒感が残る中で、高値買いに慎重姿勢がみられ、ロンドン市場で往って来いになったことで、短期筋の見切り売りも。

 また、ある程度予想されていたとはいえ
イタリアは当初の予算案を修正せず。
 今後数年間の財政赤字拡大を行わない方針を示すことで
欧州委員会の理解を求める格好に。

【本日の見通し】上値トライ期待

 ドル円の下値しっかり感が強い。
113円手前の売りがあり、ドル円としては高値警戒感もあるが、ユーロドルが1.14台後半で推移するなど、ドル全面高となっており、ドル高の勢いに下値を支えられる中で上を試す展開が期待される。

 目立った材料に欠けるだけに
株式市場動向などをにらみながらの展開が続く。
昨日大きく上昇した中国株式子女動向などが目先のポイントに。

 ドル円は113円台にしっかり乗せてくると、流れが変わりそう。
ユーロドルの1.15が重くなり、ドル全面高基調が強まるようだと、可能性は十分にありそう。

【本日の戦略】突っ込んだ買いは避けたい

 すぐ上に売りが見えているだけに買いにくいところではあるが、期待は上方向。
 デイトレは早めに買っての回転。
だめならすぐに止めて、次を狙う流れに。

 スウィングは少し待っての買いに回りたい。
112円台半ばのサポートを確認しての買いに回りたいところ。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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