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【NY市場】米株にらみ続く 株は反発もドル円は上値重い 落ち着き取り戻せるか手探り

 きょうのNY為替市場も株にらみの展開が続く中、ドル円の上値は依然として重い。東京時間にはポイントとなっている112.50円付近まで戻していたが、再び上値を拒まれた。NY時間に入ると400ドル超上昇して始まったダウ平均が失速し、一時マイナスに転じたことからドル円も111円台に一時下落。ただ、後半になってダウ平均が再び上げ幅を広げたことからドル円も112円台に戻している。

 株式の動向にドル円も神経質になっている。きょうの株式市場は下げが一服したとはいえ、このまま落ち着きを取り戻せるのか不透明で手探りの状況。いまのところドル円は見切売りを強める雰囲気まではなく上向きのモメンタムは温存しているようだが、ともかく株式が落ち着いた後に上下どちらの方向に進むのか確認したいところのようだ。目先の下値サポートは前日安値の111.85円付近が意識される。

 ポンドが下落。ロンドン時間の朝方には1.3250ドル付近まで上昇していたものの、NY時間にかけて100ポイント下落した。来週のEU首脳会議に向けたEU離脱協議の合意への期待感が高まっており、ポンドは買い戻しが続いていた。しかし、議論はなおアイルランド国境の取り扱いで難航している模様で、関係者からも大きな問題がなお残っているとの発言も出ている。一部報道では、協議の膠着感を打開するために英EU離脱後の移行期間の延長が議題にのぼっていると伝えていた。移行期間を現在の21ヵ月から延長する案だという。月曜日には何らかのアナウンスがあることが期待される。

 ポンドドルの目先の下値サポートは21日線が1.3110ドル付近に来ており意識される。なお、ポンド円も戻り売りが優勢となり147円台半ばまで下落。200日線を再び下回っている。147円台前半がサポートライン。

 ユーロドルは1.1540ドル付近まで下落していたが、1.1560ドル近辺に下げ渋る展開。ユーロに関してはドルやポンドの動きに左右される展開。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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