FX外国為替情報のKlug(クルーク)
為替、海外投資でハイリターンを得るためのニュース、レポート、コラムを掲載

【ロンドン市場】円安は一服、欧州株や米株先物の反発が限定的で

 12日のロンドン市場は、円安の動きが一服している。東京アジア市場では日経平均や香港・上海株が大幅に反発。米株先物もダウ平均が一時300ドル超高となった。欧州株もその流れを受けて反発でスタート。しかし、寄り付き直後に高値をつけたあとは、次第に上げ幅を縮小している。ドル円、クロス円はロンドン朝方に高値を付けたが、その後は株式市場とともに軟化している。来週にかけて一連の政治イベントが控えており、積極的に新規ポジションを取りにくい状況となっている。

 ドル円は112円台前半での取引。東京市場での反発の流れを受けて、ロンドン朝方には112.50レベルまで高値を伸ばした。その後はクロス円の下げとともに112.20台へと軟化している。欧州株や米株先物の上下動をにらむ動きになっている。ムニューシン米財務長官は、中国と為替について建設的な議論を行った、と発言している。ただ、発言直後の為替市場は目立った反応を示していない。

 ユーロドルは1.15台後半での取引。東京午後に1.1610レベルまで買われた後は、じり安となっている。ロンドン序盤には1.1572レベルに本日安値を更新。ただ、前日NYレンジの半ば水準までの下げにとどまっている。ユーロ円は東京午後につけた130.50レベルを高値にロンドン市場では129.86レベルまで下押しされた。ユーロ圏鉱工業生産の上振れが好材料だが、ユーロ買いの反応は限定的。ドラギECB総裁は、ブレグジットに備えるために民間セクターに重圧がかかっている、との認識を示した。エッティンガーEU委員(予算・人事担当)は、ユーロドル相場が懸念材料、と述べたが目立った反応にはつながっていない。

 ポンドドルは1.32台前半での取引。ロンドン朝方に1.3258レベルまで買われたが、その後は売りに転じた。ロンドン序盤には1.3207レベルまで反落し、1.3210-20レベルでの揉み合いになっている。ポンド円は149.01レベルまで買われたあとは、売りに押されている。148.25-30レベルと東京市場での上昇を帳消しにした。EU離脱交渉の合意に関するニュースが期待されているが、きょうメイ英首相から公式声明が出されるとの一部レポートについては、英政府がこれを否定。市場の期待感がしぼんでいる。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

メールマガジン

山岡和雅が毎日発行!
外国為替ディーラーの心の中

毎日の為替相場を、市場参加者の目を通して判り易く解説。為替ディーラーの本音は?【まぐまぐ殿堂入り】

バックナンバー

朝刊 ニューヨーク為替市場レポート
米国市場の動きを、朝一番に配信!! FX、外国為替、米国株、米国金利など、テレビやWEBサイトでは得られないニューヨーク金融市場情報のほか、アナリストの独自解説も配信します。

バックナンバー

powered byまぐまぐトップページへ