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【ロンドン市場】ややドルに買い戻し入る、ドル円は113円台前半

 10日のロンドン市場は、ややドルが買い戻された。前日の海外市場では米債利回りの上昇が一服したことで、ドル安方向への動きが広がった。今日の東京市場ではドル安水準での揉み合い。ロンドン序盤には一段のドル安を試したが、小幅にとどまった。その後はドルに買い戻しが入っている。米債利回りが再び上昇する動きに反応した。ただ、イタリア債が序盤の下げを消す動きとなっており、市場のリスク警戒の動きは一服。欧州株は小安く取引されているが、足元では下げ渋りも。米株先物は前日終値付近での揉み合い。取引中盤にはユーロ円が再び高値を伸ばしており、ドル円とともにクロス円も堅調な動きをみせている。このあとのNY市場では米生産者物価指数が発表される。米債利回りの動向が注目されそうだ。

 ドル円は113円台前半での取引。ロンドン市場は、東京市場からの113円ちょうど挟みの揉み合いを受けて取引を開始。欧州株は小安く取引を開始したが、米10年債利回りが3.21%近辺から3.23%近辺へと上昇しており、ドル円は113.28レベルに本日高値を伸ばした。足元でも高値付近で推移している。ただ、前日NY高値113.30台には届いていない。

 ユーロドルは1.15ちょうど近辺での取引。序盤に1.1515近辺と高値付近で取引されたが、米債利回りの上昇やイタリア債利回りの上昇がユーロ相場を圧迫。一時1.1480レベルまで下押しされた。しかし、欧州株の下げが一服していることや、イタリア債動向が落ち着いたことなどで、取引中盤には1.15ちょうど近辺へと持ち直している。ユーロ円は130円ちょうど近辺での揉み合いから一時129.77レベルまで下押しされたが、その後は130円を回復し、高値を130.30レベルまで伸ばした。この日は、トリア伊財務相が議会で発言している。債券利回り上昇は行き過ぎだ、ファンダメンタルズを反映していない、債券利回り上昇が懸念の原因、などドイツ債とのスプレッド拡大を警戒していた。

 ポンドドルは1.31台後半での取引。序盤に1.3185レベルまで一段高となったが、上値が重くなり1.3135レベルまで反落。その後はユーロドルとともに1.31台後半へと再び上昇。前日の上昇に対する調整は浅かった。ポンド円は148円台後半での揉み合いと前日高値付近での取引が続いたが、足元では149.21近辺まで高値を更に伸ばしている。昨日は英EU離脱交渉の前進が報じられ、ポンド買いが強まったが、その流れはきょうも健在なようだ。ユーロポンドは一時0.8723レベルまで一段安となった。英鉱工業生産、商品貿易収支、月次GDPなどはまだら模様の結果で反応薄だった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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