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【NY市場】ドル円は利益確定売りが続く 長期金利上昇への警戒感による株安が引き続き圧迫

 きょうのNY為替市場、ドル円は利益確定売りが続いている。この日は米雇用統計は注目だったが、非農業部門雇用者数(NFP)の伸びは予想を下回っていたものの前回、前々回分が上方修正されていた。失業率は過去最低水準に低下している。今回のNFPに関してはハリケーンの影響が出ていたようだ。注目の平均時給は前年比2.8%と予想通りで3%を下回る水準が続いている。

 インフレ期待を強める内容とまでは行かないものの米雇用統計を受けて、きょうも米国債利回りが上昇しており、長期金利上昇への警戒感が株式市場の利益確定売りを誘っている模様。

 ドル円は米国債利回りの上昇と伴に瞬間114円台に上昇したものの、すぐに戻り売りに押されている。米株式市場の利益確定売りが続いており、きょうもIT・ハイテク株を中心に売りが強まっている。円高の動きが圧迫しドル円は利益確定売りが続いている状況。ただ、下押す動きまでは見られていない。前日サポートとなっていた113.50/60円水準で下げ止まり、底堅さは維持している模様。

 ユーロドルは膠着した値動きを続けており、1.15ドル台前半での振幅が続いた。この日の米雇用統計を受けて米国債利回りが上昇の反応を示す一方で、米株の利益確定売りが続いている。そのような中、きのうに引き続きドルは売りの反応が見られているものの、一方で株安がユーロの上値を抑えており、ユーロドルは売買交錯となっている模様。

 一方、ユーロ円は売り優勢の展開となっており130円台に一時下落した。株安による円高の動きがユーロ円を圧迫。200日線が130.95円付近に来ているが、いまのところサポートされている。目先はこの水準を維持できるか注目となる。ここ数日強いサポートとなっていた。

 ポンドの買い戻しが続いており、ポンドドルは1.31ドル台まで回復している。EU当局者による離脱協議が合意に近づいているとの発言が出るなど、市場は合意への期待を再び高めているようだ。株安・円高の動きからポンド円は上値が重くなっているものの、148円台後半の水準は維持されている。200日線が148円台前半に来ているが、その水準でしっかりとサポートされており、心理的節目の150円を視野に入れた動きは続いている。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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