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【ロンドン市場】根強いドル買い圧力も、欧州通貨は下落一服

 4日のロンドン市場は、欧州通貨の下落が一服している。英FT紙が、英国の関税同盟残留案をアイルランドが支持、と報じたことがポンドの買戻しにつながったようだ。ユーロは連れ高となっている。レーン・フィンランド中銀総裁は、インフレ回復後は、ECBの長期ガイダンスの必要性は低下、との認識を示した。ECBはブレグジットについてモニターしており、様々なブレグジットのシナリオに対応可能、との発言もあった。ただ、米債利回りは引き続き上昇しており、ドル買い圧力は根強い。ドル円は114円台前半で高止まり。豪ドルは対ドルで安値を広げる場面があった。また、ドル高の影響は新興国通貨を直撃しており、インドルピーが対ドルでの最安値を更新。トルコリラも弱い動きとなっている。ラガルドIMF専務理事は、米金融政策の正常化はすでにアジアに影響与えている、と述べた。

 ドル円は114円台前半での取引。。東京市場で114.55レベルの高値をつけたあとは上昇一服。一方、下値も114.20近辺でサポートされている。足元では114.30-40レベルでの揉み合い。欧州株は軟調に推移しているが、ドル円は比較的落ち着いている。

 ユーロドルは1.15ちょうど近辺での取引。ロンドン序盤に1.1464レベルまで軟化したが、その後は買い戻されている。取引中盤にかけては1.1506レベルまで上昇。ユーロ円は東京市場で131円がサポートされると、東京午後には131円台前半での揉み合いに。ロンドン市場では一時131.57レベルまで反発した。ユーロ買いはポンドの堅調な動きにつられた面もあったようだ。レーン・フィンランド中銀総裁は、インフレ回復後は、ECBの長期ガイダンスの必要性は低下、との認識を示した。ECBはブレグジットについてモニターしており、様々なブレグジットのシナリオに対応可能、との発言もあった。

 ポンドドルは1.29台後半での取引。東京市場での1.29台前半での揉み合いを経て、ロンドン勢は買いで参入。1.29台後半に上昇して、高値を1.2995レベルまで伸ばした。ポンド円も147円台後半で下げ止まると、ロンドン市場では買いが優勢となり、高値を148.59レベルまで伸ばした。昨日のメイ英首相演説では波乱はみられなかった。きょうは、英FT紙が、英国の関税同盟残留案をアイルランドが支持、と報じたことがポンドの買戻しにつながったようだ。対ユーロでも小高く推移している。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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