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【NY市場】ドル円は年初来高値を視野に入れた動き続く ユーロは上に往って来い

 きょうのNY為替市場でドル円は何度か戻り売りが出たものの底堅さを堅持した。きょうの市場は米中貿易問題への懸念が再燃しており、米株式市場でダウ平均が反落したことから、ドル円も序盤は戻り売りが強まった。ポイントとなっている112.50円付近を何度か割り込む場面もあったが、強いサポートとなっている模様で結局112.80円付近まで反転している。

 今週はFOMCを控えており更に、貿易問題での米中対立が依然としてある中、このところ上昇を続けていたドル円も調整の動きが出ている。ただ、112.50円より下では押し目買い意欲も根強くあるようだ。

 明日からのFOMCを控える中、積極的に上値を追う動きまでは出ていないものの、きょうの動きからすると7月につけた年初来高値の113.15円付近を視野に入れた動きは続いている模様。

 なお、日米両政府がNYで現地時間24日に予定していた、閣僚級の貿易協議を25日以降に延期した。米側から日程再調整の要請を受けたためとしている。

 ユーロは上に往って来いの展開。朝方はドラギECB総裁の講演を受けてユーロ買いが強まった。総裁は「基調インフレは比較的力強い上昇が見られる。コアインフレは活発に上昇」などと述べていた。ユーロ円は133円台、ユーロドルは1.18ドル台にそれぞれ一時上昇したが、その滞空時間は短く序盤の上げを失っている。

 今週はイタリアの予算案が発表されるが、警戒感は根強いようでユーロの上値を圧迫している。予算案がEU規則のGDP比3%以内に収まったたとしても、裏付けのある成長見通しに基づいているのか確認が必要との指摘も出ている。イタリアのディマイオ副首相は「赤字支出で財源を見出だす」と述べていた。最低年金支給額を月780ユーロに引き上げる方針も示していた。一部からはイタリア債の急落に備えるよう呼び掛けている向きもいるようだ。予算案は27日に公表される予定。

 ポンドは後半になって伸び悩んでいるものの、ポンド円は200日線が控える148.30円付近まで一時上昇。対ドルでも1.31ドル台に戻している。先週末にはメイ英首相の発言で、なおEUとの離脱交渉が難航している状況が浮き彫りになった。この発言を受けポンドは急速に戻り売りが強まっていた。きょうはドイツ政府関係者が11月までに合意する可能性はあるとの発言が伝わり、ポンドの買い戻しを誘っていたようだ。メルケル独首相も11月までの合意を望むと述べていた。しかし、このところ警戒感が後退していた合意なき離脱のシナリオを再び復活させる動きも出ており、先行きは不透明との指摘も少なくない。

 ポンド円は200日線で上値を抑えられた。先週発表の英経済指標は強い内容が多くファンダメンタルズ的はポンドをサポートしているものの、離脱交渉への不透明感がなお重石となっている模様。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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