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【NY市場】ドル円は112円台前半での神経質な展開

 きょうのNY為替市場、ドル円は神経質な展開となっており112円台前半での小幅な値動きに終始している。米株式市場でダウ平均は大幅高、米国債利回りも上昇しておりドル円にとって外部環境は追い風となっている。しかし、ドル円の上値は重い。欧州通貨が伸び悩んでおりクロス円の下落がドル円を圧迫しているほか、ドル買いが強まる雰囲気もない。

 米中貿易問題はエスカレートしているものの、経済への影響は限定的との見方も出ており懸念は一服している。これに関しては成り行きをもう少し見守りたい雰囲気も市場では強いようだ。

 ドル円は上向きの流れを堅持しているものの上値は軽くはないようだ。112.40円から上が重くなっているようだが、112.50円にかけて日本の輸出企業の中間期末に向けた売りオーダーも大量に観測されている。

 ユーロドルはロンドン時間に1.17ドル台に再び上昇したものの戻り売りに押されている。1.17ドル台に入ると売り圧力も強まるようで、イタリア財政への懸念が根強く重しとなっているようだ。合意なきEU離脱への懸念でポンドが急落したこともユーロを圧迫した。1.17ドル台に入ると投機筋の売りも観測され、特に1.1750ドル水準に近づくと売り圧力が強まるようだ。

 NY時間に入ると更に売りが強まり1.1650ドル近辺まで一時下げ幅を拡大したが、この水準は強いサポートとなっており維持されている。1.17ドル台に入ると上値が重い一方で、1.1650ドル水準は強いサポートとなっており膠着感が強まっている。

 ユーロへの見方はまちまちで、ユーロを買い上げる材料はないとする一方で、FRBとECBの金融格差は依然として大きいものの、FRBの利上げ期待はいずれ勢いが弱まり、ユーロ圏の景気回復が再び勢いを増せば、ECBの出口戦略にスポットライトが当たりユーロを押し上げるとの見方も出ている。

 ポンド安が目立っている。きょうはメイ英首相がアイルランドの国境問題に関して、バルニエEU首席交渉官が用意した改善案を拒否する構えとの報道も伝わっていた。そのほか、きょうはEU首脳会合が開催されているが、ユンケル欧州委員長の発言にも反応している。委員長は「EUと英国は離脱協議の合意からは程遠い」と述べていた。

 アイルランドの国境問題に関してEU側がメイ首相が受け入れ易いように修正するとの楽観的な見方から、市場では合意なき離脱への懸念が後退しポンドの買い戻しに繋がっていたが、きょうのニュースからはハードルはまだ高いようだ。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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